2019年にメディアでも大きく注目されているサービスが、 「サブスクリプション(サブスク)」 という方式の定額サービス。

「サブスクリプション(サブスク)」とは、月・年などの期間を定めいくらかの料金をサービス提供企業にはらう代わりに、その定額サービスを決められた期間内で利用できるサービスです。

当社でも事業者様向けのサブスクリプションの導入サポートを行っていますが、今回は話題のサブスクリプションについて解説します。

≪この記事は以下のような方におすすめです≫

  • サブスクリプションサービスとは何かを知りたい方
  • サブスクリプション方式のサービスを自店で導入したい方
  • サブスクリプションサービスの導入方法を知りたい方

サブスクリプションサービスとは

サブスクリプションという言葉は最近になってテレビやメディアで聞く機会が増えたワードです。「サブスク」と略されていることも多いですね。

サブスクリプションサービスとは、サブスクリプション方式のビジネスモデルを採用したサービスのこと。英語で記述するとsubscriptionとなります。

サブスクリプション方式とは、Wikipediaによると以下のように定義されています。

サブスクリプション方式はビジネスモデルの1つ。利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。コンピュータのソフトウェアの利用形態として採用されることも多い。

ちょっと専門的な用語でわかりづらくなっていまいましたが、一般的な用語でいうと「定額制サービス」と捉えられていることが多いので、定額制サービスとお伝えした方が一般の方にはわかりやすいでしょう。そんなサブスクリプションですが、サービスにどんな魅力があるのでしょうか?

なぜ定額サービス(定期課金)が話題なの?

定額サービス(定期課金)ですが、なぜ2019年になってこんなにメディアにとりあげられるようになっているのでしょうか。定額サービスが人気になった背景には以下のようなことがありました。

消費者のニーズの変化

まず1つ目は、ここ数年で起こった消費者のニーズの変化が大きいでしょう

サブスクリプションについての本やセミナーなどでも言われていることですが、今の消費者のニーズはコト消費です。昔はモノ消費といわれていて、製品に対して費用を支払うことしかできませんでした。

コト消費になっているとはどういうことかというと、便利なサービスや面白いサービスに対してなら、実在する物じゃなかったとしてもお金を定期的に支払うことが当たり前になってきていることを指します。

また消費者は以前より所有⇒共有という方向にシフトするようになりました。

共有を体現しているサービスとしては、タイムズなどで行っているカーシェアリングなんかが有名です。

カーシェアリングのように一度に大量のお金を払って所有するのではなく、何人かで一つの物を共有することが流行しています。くわえて、所有をしたいという独占欲も若者を中心に低下してきているという意識の変化も共有を後押ししているんです。

外国人観光客が利用しているシェアハウスなどもいい例ですね。

共有をメインにすることで、所有するよりも大きくコストが抑えられるというメリットがユーザー側に生まれます。

コト消費への変化、共有することによるメリットが大きくなっている、そして世の中のユーザーの全体的なシェアリングの意識の向上がサブスクリプションが流行している大きな一つの要因といえるでしょう。

便利なサブスクリプションサービスが増加

そして次に、魅力的なサブスクリプション方式のサービスが増えたことも一つのサブスクの流行や発展の要因です。

少し例をあげれば、各種携帯電話・iTunesなどの音楽配信サービス・Netflixなどの映像配信サービスなどがありますが、今や続々と新しいサブスクリプションがリリースされてきています。2019年に入ってからもサブスクリプションサービスのリリースが加速し、今までにあまりなかったより面白いサービスがどんどんリリースされてきました。

面白いサービスがあるから、利用する方が増えるというごく単純な方程式ができあがります。

サブスクリプションブームが起こっている一番の要因は消費者のニーズの変化なんですが、サブスクリプションが発展した要因としては、ニーズに対応した魅力的なサブスクリプションサービスがでてきたということが大きいでしょう。

サブスクリプションを利用する側も、どんどんでてくる新しいサブスクリプションサービスに魅了されています。

サブスクリプションサービスの利用率はどれくらい?

ところで2019年、サブスクリプションサービスを使っているユーザーはどれくらいいるのでしょうか?

アンケート企業が行ったサブスクに関連するアンケートによると、サブスクリプションサービスの利用率は5割弱という結果が出ていました。

「サブスクリプション」という言葉では認知されていない方もまだ多いのですが、「なんらかの定額性サービスを利用している」と回答した方は5割近くいるという結果になります。

参考・参照:https://markezine.jp/article/detail/30897

 

利用したと回答した方のサービス内容の内訳をみていくと、動画・音楽が圧倒的な人気となっています。

本・ニュース・ビジネスツールとサービスが続いていくという結果となりました。

また、残り5割の利用していないと回答した方の割合もどんどん減っていくことも間違いありません。

サブスクリプションサービスのビジネスモデル

日本では定期課金=サブスクリプションという認識が強いですが、海外ではビジネスモデルの成り立ちは少し違います。サブスクリプションは本来どんなビジネスモデルなのか解説していきましょう。

サブスクリプションとは『顧客がもとめる必要なサービスを、必要な分のみ提供していくサービス』というビジネスモデルです。逆にいえば、必要以上のサービスを提供する必要性はありません。

今まではサブスクリプション型ではなく、プロダクト販売型のビジネスモデルが一般的でした。

サブスクリプションはプロダクト販売型モデルのように、価格×売上げで売り上げを稼いでいくといった単純なビジネスモデルではありません。サブスクリプションのビジネスモデルは、顧客との関係を築いていくことに重きを置いています。

下の画像のようにサービス利用者と利益はそのまま比例するんです。

サブスクリプションの売上げは、利益×顧客数で計算していきます。サービスを利用してくれる方が仮に2人いるなら利益は2倍に、また3人いれば利益は3倍になります。

定額サービスを定期的に提供していくことにより、顧客とのリレーション(関係)を強化することが容易になるんです。

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こんな業界でも!サブスクリプション(定額制)サービス導入事例7選

つづいて実際のサブスクリプションの導入事例をみていきましょう!

サブスクリプションといえば、iTunesなどの音楽配信サービスやNetflixなどの映像の配信サービスが有名です。

皆さまも大手配信系のサブスクリプションサービスは利用した経験のある方が多いはず。2019年は今まであまりサブスクリプションと縁のないと考えられてきた業種も、サブスクリプション自体のニーズは高まってきています。

サブスクリプションの導入を考えている方も参考にできる、さまざまな業種のサブスクリプション方式のサービスをピックアップしてみました。

導入事例1:カフェでのサブスクリプション事例

飲食業・外食業でもサブスクリプション方式のサービスが広がってきました。

最初にカフェでの定額サービスの事例をご紹介しますと、加盟している店舗で月に30杯までコーヒーが飲める定額サービスが少しテレビで話題になりました。サブスクリプションサービスに加入している店舗限定ですが、コーヒーが定額でお得に飲めるサービスです。

一つの同じ店舗に通いつづけるのではなく、いろんな店舗をめぐりたい方にとっては嬉しいですね!発売後、カフェ好きを中心に登録者も右肩あがりに増えているそうです。

導入事例2:ステーキ店でのサブスクリプションサービス事例

続いてステーキ店での導入事例です。

あるステーキ店では、定額制サービスとして「1/2ポンド(230g)ステーキ」2,200円(税抜)を1営業日につき1枚、月額29,800円(税抜)にて食べられるというサービスを取り入れました。

30日間もし食べにきたとしたら、一日約1,000円で月間30,000円ほどおトクになります!そうはいってもステーキを毎日食べる!というセレブな方はなかなかいないと思いますが、ステーキ好きにはたまらないサービスとなっていますね。

導入事例3:アパレル業でのサブスクリプションサービス事例

ファッションレンタル業界の某企業では、月額で洋服が借り放題!というサービスを行っています。

洋服を借りるということは、中古品を想像しますよね。ただここで借りれる洋服はなんと新品のみなんだそうです!

さらにレンタルした中で気に入った洋服は、返却をせずそのまま買取ができるというメリットがあるそうです。利用者から見ても、借りられて良かったら買取ができるというスタイルは利用しやすいかもしれないですね!

導入事例4:美容室のサブスクリプションサービス事例

美容業界もサブスクリプションの例外ではありません。

月額に固定費用を払えば、シャンプー・ブロー・ヘアケアサービスが使い放題!という革新的なサービスを行っている美容室が話題になっています。

  • 忙しくてなかなかシャンプーができない方
  • ヘアケアを定期的に行ってほしい
  • 時間を気にせずシャンプーに通いたい

そんなニーズのある方に大人気のサービスですが、もちろん美容室の質も定額制だから低いなんてことはなく、一流の美容室が揃ってるということなのですごいですよね!アプリと連動したサービスで、スマホから通いたい近くの美容室を探し、そのまま時間が空いていれば美容室の予約をすることができます。

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導入事例5:車業界でのサブスクリプションサービス事例

車の業界でもサブスクリプションが登場しました。

皆さまご存知の超大手企業では、車の定額制サービスを開始しました。

車なので月額は高めですが、月額を払えばメーカー車が乗り放題!というサービスです。車業界の大手がサブスクリプションを始めた!ということで、非常に注目されているサービスです。

導入事例6:家具業界でのサブスクリプションサービス事例

2019年になってからですが、特に家具のサブスクリプションが人気です。

  • テーブルやイス
  • ベッド
  • 家電家具
  • カーペット

日常生活に必須ともいえる家具を、必要な家具だけ選んで月額でレンタルできるサービスです。

引っ越しの際は返却することもでき、模様替えをしたくなったら入れ替えもできるそうです。定期的に模様替えをしたい方には人気のサブスクサービスとなっています。

導入事例7:DVDレンタル業界でのサブスクリプションサービス事例

2019年に開始されたサブスクリプションサービスで、DVDレンタル定額サービスがあります。

DVDレンタルの大手がサービスを開始しました。DVDレンタル借り放題がたった1,000円でできるうれしいサービスです。(新作はさすがにダメみたいですが…)

毎週映画レンタルを楽しみにしている方なら利用することは間違いないでしょう。

サブスクリプションのメリット・デメリット

サブスクリプション方式のサービスにももちろん、サービスとしていいところもあれば、反対に悪いところもあります。サブスクリプションだから無条件でいいサービスだというわけではありません。

メリット・デメリットを踏まえた上でいいサービスか悪いサービスなのかを判断しましょう!さっそくサブスクリプションサービスのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

ユーザーからみたメリット・デメリット

利用する側からみてもかなり魅力があるようにみえるサブスクリプション。

メリットは多いですが、実際にデメリットになるところも実はあるんです。

利用する側・提供する側それぞれの目線でのサブスクリプションのメリット・デメリットをまとめました。

ユーザーからみたメリット

サブスクリプション方式のサービスの利用する側からみたメリットは、好きなサービスをおトクに利用できること。

一ヶ月に十万円かかるようなものではなく、数百円、数千円からの価格帯で提供されていることが多いです。長期的な利益を追求するビジネスモデルのため、利益も一度にたくさん抜いたりというモデルではありません。

ただし定額制サービスは期間ごとに都度料金を払います。その代わりに、大半のサービスは期間内に利用すればするほどおトクになる設計になっているんです。

そして好きなサービスだけを選べることもメリットといえるでしょう。自分の求めないサブスクリプションと契約する必要はないんです。

ユーザーからみたデメリット

デメリットとして挙げられることは、継続的に費用がかかること・そして解約する際の条件です。

基本は説明があるとは思うのですが、解約する際に費用が発生するかしないかはちゃんと選ぶべきです。

また毎月のコストが安いとはいえ、数を多く利用した場合は毎月多くの費用を払うなんてことになりかねません。あくまでサブスクリプションは計画的な利用を心がけるべきです。

そして「所有」できるサービスではないので、音楽などをダウンロードしても運営会社がサービス提供をやめた場合は、ダウンロードしていたサービスは利用できなくなります。

予期できるものではないかもしれませんが、注意はしておきましょう。

お店側からみたメリット・デメリット

次にお店側・企業側からみたサブスクリプションのメリットとデメリットです。

サブスクリスプションを導入することにより、経営をする側にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

お店側からみたメリット

お店側からすると、毎月定期的に安定した金額が得られるというのがメリットです。店舗からみても安定収益につながるということです。サービス提供さえちゃんとしていたら、毎月・もしくは毎年金額がちゃんと入ってくるので利益の計算がしやすいでしょう。

そして最大のメリットが顧客との継続的な接点を持てること。店舗側の視点で考えた場合、継続的な顧客接点を持てるということは、ロイヤリティの向上と顧客単価の増加につながります。

結果的にそのサービスを越えた将来的な利益を獲得することもできます。

長期的な目線でみたときには特に有益なビジネスモデルといえるでしょう。

お店側からみたデメリット

お店側からみたときのサブスクリプションのデメリットは、一番はリソースとコスト面です。

サブスクリプションのサービスを提供するには、リソースの確保とコストの負担がつきまといます。

最初にサービスを提供する準備をしなくてはなりませんし、特に開始当初のサブスクリプションの利用者が少ないタイミングでは、赤字になることも少なくありません。また、サービスの企画も常に顧客に評価されるように練らなくてはなりません。

たとえば、古い音楽ばかりの音楽配信サービスを利用したいと思う方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。どちらかというと新曲があるサービスの方が、きっと皆様からみたら魅力的で評価されるでしょう。

常に斬新で顧客のニーズに応えるサービスを提供し続けることも経営者目線では大事なことです。

サブスクリプションサービスを始めてみよう

じゃあサブスクリプションを始めてみよう!と思っても、サブスクリプションってどうやって始めたらいいのかわかりませんよね。

サブスクリプションを導入するためにはまず、

  • どんなサービスを行っていくか
  • 定額制サービスを提供する仕組みづくり

この二つのことを最初に考えなくてはなりません。

サブスクリプションでどんなサービスを行っていくか

サブスクリプションのサービスについて考えるときそのサービスは継続して愛されるサービスか?ということをちゃんと考えなくてはなりません。

2ヶ月・3ヶ月ではなく、1年先・2年先も使っていただけるサービスでないと成功はしないでしょう。

またサブスクリプションサービスを利用する頻度についても考えましょう。1ヶ月に1回でも利用するであろうサービスであれば、定額制プランにする価値がでてきます。

市場調査も大事です。同じサービスを行っている競合他社がどれくらいいるのかという点もチェックすべきでしょう。

簡単にお話をまとめますが、

  1. サービスを継続してもらえるか
  2. 利用頻度はどうか
  3. 同じサービスについてチェック

3点は意識してサブスクリプションのアイデアを練るべきです。

サブスクリプションと決済サービスの関係

サブスクリプションを利用するには、必ず売上げを確保するために決済サービスの導入が必要です。

毎月現金回収をするのはあまりに非効率ですし、回収できないリスクもつきまとうでしょう。当社ではカート+を通してそんなサブスクリプションに必要な定額支払い機能を提供しています。

定額サービスの導入を検討中の方はサブスクリプション機能の記事もチェックしてみてください。

サブスクリプション導入のサポートをする店舗アプリ

当社ではサブスクリプションをアプリで導入することを推奨しています。

上記の決済サービスも一緒にもちろん利用できますし、はじめてのサブスク導入ならアプリが便利です。

当社のおみせアプリであるGMOおみせアプリならだれでも簡単にサブスクリプションサービスの導入ができます。

  • 利用料も安い
  • ユーザーの管理が楽
  • サブスク導入店によくある利用料の回収漏れの心配も少ない

サブスク導入の初心者がうれしい、3つの大きなメリットがあります。

アプリの利用料金以外には、追加オプション料金は0円です。

 

サブスクリプションのまとめ

サブスクリプション(サブスク)についてここまでご紹介させていただきました。

  1. サブスクリプション(サブスク)とは?
  2. ビジネスモデルの紹介
  3. ブームの理由
  4. 各業界の事例
  5. メリット・デメリット
  6. サブスクの始め方

色々なサブスクリプションについて紹介してきましたが、今年もサブスクリプションのブームは継続することは間違いないでしょう。

もっと魅力的な素晴らしいサブスクリプションもどんどんでてくるはずです!

ユーザーはそんなサブスクリプションの利用を楽しみに、また提供側はサブスクリプションを上手く活用していきましょう!

 

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