自社でホームページブログを持っている場合、アクセス数が増えることで集客につながります。

アクセス数を増やすためにはSEO対策が必要ですが、具体的な方法がわからない初心者の方も多くいるでしょう。そんなときにはまずキーワード選定から始めてはいかがでしょうか。

そのために役立つキーワードプランナーというツールの使い方も合わせて詳しく解説します。

キーワードプランナーでできることとSEO対策でのメリット

キーワードプランナーは広告出稿の予算をシミュレーションする機能などがあり、本来は主に広告ツールとして使われています。

ですが、キーワードプランナーは使い方次第でSEO対策にも活用できます。キーワードプランナーを活用すると、候補としているキーワードが実際にどれだけWeb上で検索されているかを調べることができます。またそのキーワードに関係の深い新たなキーワードを発見したり、業界や自分のサイトに関する重要なキーワードに気づくこともできるでしょう。さらにターゲットキーワードに対する他サイトとの競合度合いを知ることもできます。

SEOの手法は数多くありますが、まずはじめのステップとして「キーワード選別」が欠かせません。キーワードへの理解を深めることは結果としてSEO対策につながっていきます。

【参考・参照】

【Google広告】キーワードプランナーでのキーワード探しとキーワード戦略

【関連記事】

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基本的な用語

キーワードプランナーを使っていると初心者には耳慣れない専門用語がたくさん出てきます。

まずは基本的な用語の意味を理解することがキーワードプランナーを使いこなすための近道となるでしょう。以下では代表的な専門用語について解説していきます。

月間平均検索ボリューム

月間平均検索ボリューム

指定した月単位の期間と検索ネットワーク上の地域で、キーワードとその類似パターンが検索された平均回数です。この情報を基に、設定したキーワードの検索回数が 1 年間のどの時期に多くなるかを分析できます。デフォルトでは、言語に関係なくそのキーワードの 12 か月間の平均検索ボリュームが表示されます。

引用:Google広告ヘルプ「キーワード プランナー: 指標と予測データを取得する」https://support.google.com/google-ads/answer/3022575?ctx=tltp

詳細な検索数については無料版では幅をもって表示され、有料版だと詳細まで表示されます。また、季節や流行に特化しているキーワードは1年を通して検索数に波があるため、月間平均検索ボリュームはよりアバウトな数値となるでしょう。

例えば「夏休み」の月間平均検索ボリュームは1万~10万ですが、1年毎月のように同じ数が検索されているわけではありません。キーワードプランナーによると「夏休み」が1番多く検索される月は7月と8月の「10万~100万」であり、検索数が一番少ない月は10月~翌3月までの「1000~1万」です。

ちなみにキーワードプランナーのサイト上では月間表示はされておらず、確認するには一度データをダウンロードする必要があります。

具体的な手順として、まず検索結果画面に表示される「ダウンロード」ボタンをクリックし「過去の統計情報をダウンロード」画面を表示させます。

次に分割表示項目の「統計情報を月別に分割表示」にチェックを入れてから「ダウンロード」をクリックしてください。ダウンロードされたデータには月ごとの検索数の幅が記されているはずです。

用語説明<補足>

以下の用語は広告運用の際に使用される用語ですが、これらについても理解をしておくとSEO対策にも有効活用できるでしょう。

・入札単価(旧:推奨入札価格)

グーグル広告の仕組みについて簡単に説明すると、掲載主は広告リンクがクリックされる度に掲載料を支払います。そのクリック1回につき支払う掲載料をクリック単価といいます。

入札単価とは、クリック単価から算出されるものであり、その金額を支払えば広告を掲載できるという目安のことです。ただし掲載を約束するものではないので、実際に入札する際には注意が必要です。

収益化が見込めるキーワードに対しては高額な掲載料が支払われる傾向にあるため入札単価も高くなります。逆に収益化が難しいキーワードの場合では、入札単価は低くなるのです。

例えば「カードローン」というキーワードの場合、そのキーワードで上位表示できれば収益につながることが予想できるため、入札単価も4630円と高額です。

対して「夏休み」というキーワードの場合は収益化が難しいため、入札単価は42円と低く設定されています。

・競合性

月間平均検索ボリュームが、入札金額を元にしたキーワードの価値を表す項目であるのに対して、競合性は入札している広告主の数によってキーワードの価値を表しています。

「高」「中」「低」の3段階で表示されており、「高」が一番広告主の多いキーワードであることを示します。入札している広告主が多いということは、そのキーワードが魅力的であるという証拠になり、企業が予算をかけてSEO対策に取り組んでいることが想像できます。

キーワード選定のポイント

キーワードプランナーを活用すると多くのキーワード候補を取得できます。しかしあまりに量が多すぎると選定するのも一苦労です。

そんなときにはキーワードの項目に注目すると判断ができるでしょう。以下ではそれぞれの項目について解説します。

選定ポイント①月間平均検索ボリュームから選ぶ

検索ボリュームが多いキーワードビッグキーワードといい、検索上位に表示できれば多くのサイト流入を確保できるでしょう。

しかしビッグキーワードには大手の競合他社が多数存在するため上位表示は難しくなります。逆に検索ボリュームは少なくても安定してサイト流入を見込めるキーワードロングテールキーワードといいます。

ロングテールキーワードなら比較的誰でも上位表示を狙えるため、初心者はまずこちらから対策すると良いでしょう。

選定ポイント②収益性からキーワードを選ぶ

サイトへ流入させることで利益が出やすいキーワードは収益性が高いといえます。

収益性が高いキーワードには高額なクリック単価が設定される傾向があり、広告主にとっては高額なコストを支払っても上位掲載をさせたいキーワードということになります。

これは広告掲載だけではなく、オーガニック検索による上位表示のためのキーワードを探している場合でも意識をした方が良いでしょう。

選定ポイント③競合性からキーワードを選ぶ

競合性は「高」「中」「低」の3段階で表示され、キーワードに入札している広告主の数を表しています。

広告主が多ければそのキーワードに対して予算をかけていると想像でき、儲かるキーワードである可能性が高いということになります。

しかしながら、初心者の方にとっては混乱の元となりかねないので、慣れるまではキーワード選定時に考えなくても良いでしょう。

基本的な使い方

キーワードプランナーを使うには、まずGoogleアカウントに登録している必要があります。普段Gmailを使っているなら既に登録済みと考えて大丈夫です。

Googleアカウントにログインした状態で、次にGoogle広告(旧:Google Adwords)のアカウント登録を行います。

【参考・参照】

【Google 広告ご利用開始ガイド】Google 広告アカウントを作成する

 

登録が完了すると、Google広告の管理画面を操作できるようになります。ページ右上のメニューエリア「ツール」から「キーワードプランナー」をクリックすることでキーワードプランナーを使えるようになるでしょう。

フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを見つける

新しいキーワードを見つける」の入力欄にキーワードを入力してください。複数のキーワードについて調べるなら改行することで同時に検索できます。

また「美容室 渋谷」のように2つ以上の単語をつなげる複合キーワードを入力する際には単語の間にスペースを空けてください。

今回は基本的な使い方について説明しますので他の項目はそのままにしておき、「候補を取得」をクリックしてキーワード候補を取得します。すると検索結果画面に切り替わり、キーワードの月間平均検索ボリュームなどのデータが表示されます。この時入力したキーワードの下に関連するキーワードの一覧データが取得されます。この関連キーワードを参考にして新たなキーワードを探すこともできます。

検索ボリュームと検索の予測を取得する

キーワード調査は一度にたくさんのキーワードを検索にかけるやり方が一般的です。その時候補となるキーワードを一覧にしたキーワードリストがあると作業がはかどります。

すでにキーワードリストがある場合まとめて入力するかファイルをアップロードすることで、検索ボリュームなどを調査できます。ただし、あくまでも検索にかけたキーワードだけ調べるので、新たなキーワードの発見は期待できません。

例えば都内にある美容室の検索ボリュームを一括して調べたいときには、「美容室 渋谷」「美容室 新宿」など必要な情報だけを一度に検索できるので便利です。

既存のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを取得する

キーワードの新たな組み合わせを見つけたい時に役立つ検索方法です。

使い方はシンプルで、2つの入力欄にそれぞれキーワードを入力するだけです。自動的に2つのキーワードを組み合わせて、新たなキーワード候補を表示してくれます。

モバイルファーストインデックスを考慮する

Googleモバイルファーストインデックスを取り入れたことによって、これまでのパソコンサイトを重視した検索結果ではなく、モバイルサイト(スマホサイト)を重視した検索結果表示にシフトしました。

つまり今後キーワードを選定する際にも、パソコンユーザーではなくスマホユーザーを第一に考える必要があるのです。

例えば「美容室」というキーワードの場合、パソコンユーザーを意識してヘアカタログなどビジュアルを重視したキーワード選定をしていたとします。

しかしスマホユーザーがメインとなれば地域性が優先され、所在地などと一緒に検索されるケースが増えるかもしれません。このように想像力を働かせてキーワード選定をする必要があります。

まとめ:サイトへの流入増加から店舗集客へつなげよう

キーワードプランナーは無料で使える優れたツールです。SEOといえば専門的な知識がないと何もできないと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。今回解説したキーワードプランナーのような簡単なツールを使い、ユーザーのことを意識することで誰でも対策できるでしょう。

SEOを学ぶことでサイトへの流入が増えれば、やがて実店舗の集客へもつながるはずです。

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