会員ランク(顧客ランク)分けランクアップシステムにはリピーター集客効果が期待できます。飲食店であればランクを上げるために何度もお店に通ったり、あるいは通販サイトでもランクアップによる割引や特典を目当てに利用頻度が上がったという事例もあります。

また、特典だけでなくランクアップ自体が顧客にステイタスと感じてもらえるような場合には、顧客満足度アップ顧客の囲い込みにもつながります。

今回は、ランクアップシステムをリピーター集客や顧客満足度向上のために活用している事例についてご紹介していきます。

会員ランク(顧客ランク)制度とランクアップの効果とは?

会員ランク(顧客ランク)制度とは?

会員ランク(顧客ランク)制度とは、利用者を店舗やサービスの利用状況に応じてランク分けをすることです。

例えば、顧客の利用頻度購入金額に応じてレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールドランクなどに顧客を区分し、ランクに応じた割引率や特典などを設定します。

会員をランク分けすることで「誰が得意客なのか」を正しく把握して優遇し、ランクに応じたキャンペーンを実施するなど効率的なマーケティングが可能となります。また、次のランクにランクアップを目指す顧客の購買意欲を高めることにより、再来店促進及びリピート率の向上も期待できます。

ランクアップの効果とは?

会員ランクアップ特典で顧客満足度アップ

お気に入りの店舗やサービスを利用しているうちにどんどんランクが上がり、以前よりお得に利用できるようになるとしたら、喜んでくれる顧客は多いはずです。

また特典仕組みを工夫することで、お客様に次のランクアップを目指してゲーム感覚で楽しんでいただくこともできますので、結果として顧客満足度アップにも一役買ってくれるでしょう。

リピート顧客の獲得で顧客の囲い込み効果

もし自分がある店舗の顧客だとして、あと少しの利用でランクがアップでき、それにより今後かなり魅力的なサービスが利用可能になるとしたらついつい通ってしまうかも、という方も多いのではないでしょうか。

ランクアップ制度リピート顧客の獲得に効果を発揮するのは、こういった「お得に利用したい」という顧客心理をうまく活用できるからと言えます。

リピーターだからこそ受けられるサービスを設けることで、顧客に「このお店の常連(得意客)である」「自分にはなじみのお店がある」という意識を持ってもらえれば、結果として顧客の囲い込みにつながっていくでしょう。

優良顧客(ロイヤルカスタマー)の育成

ロイヤルカスタマーとは、特定の企業や店舗、サービスなどに対する忠誠心(ロイヤリティ)が高い顧客を指します。

ランクアップをうまく活用することで、店舗やサービスに対する愛着や好感度をアップさせることができます。ランクアップするにつれて「自分はここでは特別!」と感じてもらえるような工夫を取り入れると効果的です。

例えば、「あるランク以上の人しか座れない席がある」「○○○ランクだと割引率が通常よりかなりお得になる」など、一定ランク以上のロイヤルカスタマーだからこそ受けられるサービス等を用意してみましょう。

ロイヤルカスタマーに喜んでいただけるのはもちろんですが、まだそのランクに達していない人たちが目標として楽しみながら通ってもらえるような特典にすることで、おみせのファンを増やし、ロイヤルカスタマーの育成にもつながっていきます。

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会員ランク分けとランクアップ特典事例

それでは、実際に会員ランク分けランクアップ制度を活用して集客に成功している事例を紹介していきたいと思います。自店でランクアップ制度を取り入れる際の参考としてください。

飲食店の会員特典と事例

いきなり!ステーキ

https://www.facebook.com/ikinari.steak/

いきなり!ステーキでは、顧客の食べた肉の重量などによって会員をランキング分けしています。ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドカードの4種類があり、それぞれのランクによってランクアップ特典、バースデー会員特典、ランク会員特典が設けられています。

公式サイトのほかにもSNSなどを活用して随時ランキングを発表することで、顧客のチャレンジ意識を刺激する試みが見受けられます。

食べログ ラーメン部門全国1位!東京・新小岩の麺屋一燈


https://www.facebook.com/menyaitto/

「GMOおみせアプリ」を導入されている麺屋一燈さまもランクアップ機能を活用中です。プラチナランクのお客様への優先サービスなど、ランクに応じたさまざまな特典を工夫されています。

導入後の様子と導入して良かったことをおうかがいしました。リピーター集客効果を実感されているのが分かります。

  1. プラチナ特典取得するために、常連様のリピート率が上がった。
  2. グループとして導入しているために、今までは他店のみのお客様が来てくれるようになった。
  3. クーポンの使用率は非常に高い。
  4. 週に1~2回来店のお客様に、週に3~4回も来店していただけるようになった。
  5. 結果として売り上げが全体で2割増えた。

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アパレル業の会員特典と事例

SHOP LIST

SHOP LISTの会員ランクは、レギュラー会員、シルバー会員、ゴールド会員、プラチナ会員の4ランクに分かれており、お誕生月の割引サービスを始め会員ランクに応じたポイントや送料の特典が設定されています。

お買い物をすればするほどポイント還元率が増えていくため、顧客の購買意欲アップが期待できます。

https://shop-list.com/women/svc/guide/UserRank/#rankInfo

旅行・航空会社の会員特典と事例

ANA.Japan 会員ランク・特典

ANAでは搭乗やショッピング等で貯める事ができるマイルとは別に、プレミアムメンバーの認定のためのプレミアムポイントがあります。毎年1月~12月に獲得したプレミアムポイント数により翌年度のステイタスが決まり、4月からの1年間、ランクに応じた「プレミアムメンバーサービス」を利用できます。

メンバーの種類は3つで「BRONZE」「PLATINUM」「DIAMOND」があります。

ランクに応じて、プレミアムメンバー専用サービスデスク、ラウンジ、コンシェルジュサービスの利用や座席クラスのアップグレード、搭乗手続きの際に空席があれば追加料金なしで国際線「プレミアムエコノミー」への変更が可能など、さまざまな特典が利用できます。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/premium/

顧客の囲い込みに必要な顧客分析はO2Oアプリで行おう!

ご紹介した企業の事例にもあるように、ポイント管理ランクアップ機能アプリで行っているところが増えてきています。企業や店舗用アプリの中にはスタンプ、ポイント管理機能、ランクアップ機能のほかに顧客管理(CRM)機能が付いたアプリもあります。

CRM機能を活用すると、ターゲットを絞った効果的なマーケティングが可能です。例えば、「30代の女性で○○日以上利用のない人」「主婦で○○エリアにお住まいの方」などの条件で抽出し、再来店を促すプッシュ通知付きのニュースやクーポンを配信することもできます。

また、スマホアプリはプラスチックや紙のポイントカードとの違い、お財布のスリム化やカードの印刷コスト削減効果が期待でき、何より今ではほとんどの方が毎日持ち歩いているスマホに入っているので、利用者にとって手軽さが魅力的なツールです。

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まとめ

会員ランク(顧客ランク)分けを上手に活用することで、リピーター集客ロイヤルカスタマー育成の可能性が広がります。

導入を検討中の方は事例などを参考に自店でも取り入れられることはないか探してみましょう。アプリでのランクアップシステムを導入する際には、ランクアップすることで顧客のお店に対する愛着や親しみが増し、顧客満足度の向上が促せるような仕組みや特典を考えてみるとよいでしょう。

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