株式会社オレンジライフさまは、和歌山県有田郡で葬儀事業をメインにさまざまな事業を展開されています。

その中で地域活性化と地域貢献を目的として、和歌山県有田の生活を100倍楽しむ情報満載アプリ「有田ラボ」を運営されています。

今回は、エリアコネクト事業部でアプリをご担当されている下出さまにお話をお伺いしました。

おみせアプリ資料請求

アプリ導入のきっかけや目的、解決したかった課題について教えてください。

下出様:

当社では地域のつながりや活性化を主な目的とする「エリアコネクト事業部」を1年ほど前に立ち上げました。

もともとは当社の会員様が7000軒以上、提携加盟店が50店舗いらっしゃいまして、当初は、自社の会員制度をアプリ化して、会員様と提携加盟店を円滑につなげて、地域貢献が出来るようなツールの一つとしてアプリ導入を検討していました。

当社のメイン事業は葬儀事業で、シェア率が90%あり、さらに地域のグランドゴルフやゲートボールなどのイベントや大会なども主宰や協賛をしておりますので、地域の方々、特に年配の方々とのつながりは以前からありました。
また、当社の会員になられてる方も年配の方が多く、葬儀会員という意味合いが強かった。

そういったことから地域の年配の方々には認知度が高いのですが、これからは次世代の若者や30~40代の方々とのつながりが重要になってきます。

当社では「地域活性化(地域貢献)」を会社の柱の一つにもしていますので、それならば当社の会員様・提携加盟店様だけでなく、「有田郡市の地域住民と地域の店舗を繋げてみんなに楽しんでもらえるアプリ」を作った方がよいのでは、と考えました。

アプリ担当:下出様

 

――ツールの選定時にはアプリ以外にもさまざまな候補があったと思いますが、最終的にアプリを選んだ理由をおうかがいできますか?

下出様:

当社には「LIFE」という会報誌がありますが、実際に会報誌を見ている人数は紙ベースでは限られてしまい、見てくれているのも年配の方が多いのが現状です。これから世帯主となっていく世代が主に使っているのは、ネットやアプリが主流ではないかと。

アプリならニュースやクーポンがいつでも自由に出せますし、若年層や30~40代の人たちや地域のお店とのつながりを深めるには、今の時代の流れにも合った「アプリ」が一番良いのではと考えました。

 

――アプリを導入する前に、不安に感じたことや心配だったことはありますか?

下出様:

心配だったこととしては、和歌山県有田という地方都市で、高齢化が進んでいる地域、そんな地方で、スマホやアプリ自体を使ったことがない方たちが多いのではないかということです。

また地域柄、スマホアプリのクーポンなどが使える大型店やメジャーなチェーン店も少なく、若い人たちでもスマホアプリに慣れていない地域。そんな地域でアプリを公開した後に実際に使ってくれる人がどれくらいいるのかということがチャレンジ要素でした。

ただ、実際やってみたら案外使ってくれる人がいて、ダウンロード数も順調に伸びて想定以上でした。(笑)

地域を巻き込んだアプリは県内でも初かもしれませんね。物珍しさもあったのかもしれませんね!

GMOおみせアプリを導入する決め手になったポイントはありますか?また導入される前に、他社と比較検討はされていましたか?

下出様:導入するにあたって、ツールをアプリに決定してから3ヶ月ほどあちこち調べました。

その中で初期費用や管理コストが比較的安く、お店検索・クーポン・ニュース配信・QRスタンプなどの欲しい機能があり、さらにビジュアルが良いことが決め手でした。

自社開発について既存の取引先にも相談もしましたが、制作期間やコストを考えると、自社開発するより「なんだ、もう出来上がっているものがあるじゃないか」ということで決めました。

 

――低コストで欲しい機能が使えるというところに魅力を感じていただけたということですね。

はい、正直な話、アプリの認知が高くないエリアでどれくらいアプリを入れてもらえるか分からないですし、初期費用を抑えて導入できるのがよかったです。

当時いろいろ比較しましたが、コストはもちろんでしたが、当社がアプリに求める機能がそろっていて、なおかつビジュアル面も良かった。

現在はどのようにご活用されているのでしょうか。

下出様:

2018年末にとりあえずアプリは出来上がりましたが、準備期間を経て2019年4月に運用を開始しました。そのころは300DLくらいでした。

最近では加盟店の数が増え、配信するニュースやクーポンが充実してきており、各加盟店からニュースやクーポン発行の依頼があった際に当社で随時行っています。

さらに、加盟店のパン屋さんとコラボして、アプリのスタンプ機能を活用した、「和歌山県を代表する名店巡り、パン屋さん編in有田川町」有田ラボスタンプラリーを期間限定で開催してます!

6店舗の賛同頂いたパン屋さんをダウンロード者が巡り、パンを購入して来店スタンプをスキャンして回り、全店達成すると期間終了後に各お店からの達成クーポンをアプリに配信するというお得なイベントです!

イベント開催スタートして2日で新規100名以上ダウンロード者が増えました(笑)

 

「和歌山県を代表する名店巡り、パン屋さん編 in 有田川町」有田ラボスタンプラリー(期間限定)

 

――ちなみに、「地域アプリを作る」と決まった時点で、すでにご興味を持たれていた加盟店様は多かったのでしょうか?

下出様:

はじめは当社の提携店の50店舗からアプリへの掲載をお願いしにまわりました。

以前から取引のあるお店でしたので、アプリへの加盟はスムーズでしたが、アプリ自体へは、慣れてないこともあって、興味のある方より、アプリって何?ちんぷんカンプンの方が多かったですね。

 

――現在ではダウンロード数は3200DLを超え、参加されている店舗は150店舗ほどありますね!加盟店様に参加を決めてもらうために苦労したことや工夫したことなどはありますか?

下出様:

現在は、月に3~5店舗のペースで順調に増えてきている状態です。

運用開始当初は既存の提携店の店主様からご紹介だけでなく、飛び込み営業もしました。地域のお店にとって損なことではないと思いますし、手間がかかる作業は当社が代行していくこともしっかり伝えました。

加えて、店舗でアプリを便利に活用してもらうための販促品をいろいろ作り、お店側にもユーザー様にも便利に使ってもらえるような工夫もしています。

販促品は当社の企画部に作成を依頼し、広報戦略については、私の方で考えました。

ただ予想はしていましたが、店主様の中には、スマホやアプリになじみがない方も多く、初めはアプリを理解してもらうのに苦労しました。

「アプリのダウンロードってどうするの?」という質問から会話がスタートしましたね

また、当初は飲食店が少なかったので、自分でランチやカフェを巡り、食事をしてお店に交渉することを繰り返してました。なんといってもお店検索は、飲食店が一番探しますので、とにかく地域の飲食店を回り、掲載を増やすことに注力しました。

 

――地域で認知度を高めるためにかなり色々と工夫されたのですね。

下出様:

そうなんです。社員みんなが地元に住んでいるので、社内キャンペーンで友達や知り合いに拡散してもらうような試みを行い、友人紹介を一気に増やして、ダウンロード者を1,500人突破させたことで、一気に広がりました。

また、その後も5月、6月と2ヶ月にわたり誕生記念キャンペーンとして5,000円金券が100名に当たる、というキャンペーンも行うことでダウンロード者が増え、加盟店へのダウンロードQRを設置したことで、ダウンロード者も1日平均10人前後が入ってくれている状況に。さらには、駅の掲示板を借りてチラシを一面に貼ったりしました。

あとはインスタの「@arida_lab有田ラボ」アカウントを作成し、地域のハッシュタグをつけることで、地域中心に拡散して、そこから知ってくれた方々もいらっしゃいます。

アプリについてインスタで広めました。インスタでもイベント告知など行い、「詳しくは有田ラボアプリへ」という感じでアプリへ誘導しました。

有田ラボのインスタのフォロワーは4月から始めて現在では800名くらいですが、記事の閲覧数は3500くらいあるので、SNS時代ですので有効活用したいと考えています。

アプリの機能の中で、特に役立っていると感じる機能を教えてください。

下出様:

管理側としては、新規で追加となった店舗の登録が手軽にできたり、各お店のクーポン発行やプッシュ通知でニュース配信が可能なことです。

また、加盟店ごとにQRスタンプなど簡単に作れることも便利だと思います。

活用されている中で効果や手ごたえを感じたエピソードはありますか?

下出様:

成功例としては、加盟店の新メニューとして、レディースプレートをスタートする際に、店主と相談して、告知だけでなく、ランチ後のアフタードリンクを一杯無料のクーポンを合わせて出してみようとなりました。インスタでの告知と、アプリでのニュース配信とクーポン配信を合わせて広告した結果、それが火付け役になり、そのメニューがSNSでも拡散して大反響になり、今ではレディースデー(特定の曜?)には予約しないと 席に座れない位になりました。

これは有田ラボアプリとお店のニーズがマッチした結果だと思います。

またスタンプQR設置店が増えたので、お客様がスキャンする人が多くなり、加盟店側もアプリの実感をしてくれるようになりました。

参加加盟店からも、ニュース配信の依頼やクーポン発行依頼が毎月数件入るようになってきましたし、地域に少しずつアプリが広まってきたのを全体的に感じています。

ターゲットエリアの総人口が約7万人(1市3町)の地方で、高齢者が多くスマホ率も低い中で、運用開始から5か月ほどでダウンロード者が3,500人以上、加盟店は160店舗越えになったのは良いほうではないかと思っています。

 

――アプリや設定内容など随所にいろいろとユーザーが使いやすいように工夫されているところが多く、細かいところまで気配りされていると感じました。

下出様:

一応そこはしっかりと考えています。

あまりにいろんな機能があっても使い方が分からない人が多いかもしれないので、必要な機能を主に使ってもらえるような工夫をしています。

アプリ内にQRスタンプの読み取り方やクーポン使用上の注意などを付け加えたり、使い方やQRスタンプ発行が便利になるPOPなども各店舗に設置しています。

 

店舗スタッフさん&アプリご紹介POP

 

今後の課題や目標などを教えてください。

下出様:1年以内に5000DL達成が当初からの目標です。

DLも5000件を超えればさらに加盟店にアピールできる材料になると考えています。

できれば本当は今年中に達成したいのですが、月200~300件ペースなので、今後もイベントなどで拡散していきたいと考えています。

 

――ニュース配信に関しては1通あたり400名くらいの方が見られているようですが、そちらについても目標値や試してみようと思っていることはありますか?

下出様:

プッシュ通知を知らない人がまだまだ多いので、ファンになってくれた人たちである程度固定されているように感じます。

現在は夜の8時くらいに時間帯を決めて配信していて、見てくれている人たちは「その時間帯に来る」と思っている人が多いかもしれません。ですので、そこから配信時間帯を変えるのがちょっと心配だったりします。ただ、メインターゲット層が女性なので、朝の家事など終わって、落ち着いた時間帯でもいいかも?と思っています。

 

――地域に住んでいる人のための情報が見やすくまとまっていて、探したいものがあれば「有田ラボで探してみよう」と思うユーザーも増えてきているのでは?

下出様:

女性の方がアプリを入られている方が多いので、女子会とか「ランチに行こう!」とかいう時に選びやすい工夫はしています。

 

――地域特化型のアプリとしてうまく回り始めているのではないでしょうか?

下出様:

まだ成功しているとは言い切れないですが、この「有田ラボ」アプリの特徴やセールスポイントになる部分としては「地域限定のお店しか載っていない」ということです。

地域の店舗や情報しか載せない、というこだわりがあります。そもそもの原点は、地域の住民と地元商店を円滑に繋ぎ、活性化させることが目的なのです。

だからこそ、有田地域でお店情報やイベント情報を知りたいときは、この「有田ラボアプリ」へ、ということを全面的にアピールして、有田地域内だけでなく、近隣地域の人にも使ってもらい、有田に行ってみようかなと思ってもらえるアプリを目指しています。

 

――今後の課題はどんなことでしょうか?

下出様:

ファンになってくれている人も多くなってきましたが、はじめは起動していたけれど最近起動していない人もいると思いますので、その方たちをどう動かしていくかということです。

ここ2、3ヶ月はスマホで自らアプリを入れてくれた人は起動率が高いのですが、開始当初でまだ内容が充実していない時期にダウンロードされた方にも、いまはクーポンなども増えてきていることなどを知ってほしいと思っています。

プッシュ通知自体になじみがない場合はなかなか気づいてもらえない可能性があるので、固定ファンを増やしてそこからの口コミや拡散を狙いながら、イベントやキャンペーンなども随時行っていきたいです。

最後に、現在アプリの導入を検討されている方にむけて率直なアドバイスをお願い致します。

下出様:有田ラボは通常の店舗アプリとは異なった使い方をしているのでちょっと違う部分もあると思いますが、アプリだけではダウンロード数を増やすのが難しい時もあると思います。

ダウンロードを増やすためには情報の継続発信と、来店時にアプリに興味を持ってもらうようなツールを置いてそこから知ってもらったり、飽きられないようなイベントやキャンペーンを行っても良いと思います。

そういったことで固定ファンを作る、増やすことが重要なのではないでしょうか。

また、郊外ならではの口コミパワーも活用するなど、地域の特徴などにあわせていろいろと試していく必要があると思います。

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