自社の認知度アップや売上アップに欠かせないのがマーケティングです。

販促担当者の中には効果的なマーケティングを実践したいと考えている人が大半でしょう。

そのためにはマーケティングの考え方を知り、多くの事例を参考に実践してみることが大切ですが、事例を参考にするには気を付けたいポイントもあります。

ここでは参考になる最新マーケティングの事例・方法や、事例を参考にする際のポイントについて解説します。

マーケティングの考え方

マーケティングとは「売れる仕組み」を作ることを言います。

どんなに良い商品でも、闇雲にお店に並べたところで売れるというものではありません。

効果的に売上アップを図るには、その商品を誰に、どのように売るのかを明確にし、販売計画を立てていくことが大切です。

消費者の好みが多様化する中ではターゲットを明確にすることがまず重要で、そのためには市場を細分化することが必要となり、さらにその中でどの市場を狙うかを決めて自社の立ち位置を決めていきます。

これがSTP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)という考え方です。

大量生産・大量消費の時代には、日常使用する物はとにかく作れば売れたので、特定の層に訴求する必要はなく、広く大衆にアピールするマスマーケティングが主流でした。

しかし、商品の種類によってはこの手法は効率の良い方法とは言えません。

ターゲット層にのみ訴求するSTPの考え方に基づくマーケティングは、限られたコストを有効活用しながら競合回避できるため、非常に効果的で効率の良い方法です。

【関連記事】

【図解】オムニチャネルについて徹底解説!メリット・事例や他のマーケティングとの違い

マーケティング方法の例

マーケティングの方法にはたくさん種類があり、その中でターゲットに対しどのマーケティングを実践していくのかの選択が非常に重要です。

マーケティングにはどんな方法があるのか、マーケティング方法をいくつか解説していきます。

コンテンツマーケティング

ここからはマーケティングの具体的な手法について見ていきましょう。

まずコンテンツマーケティングですが、これはユーザーにとって役に立つ、価値のある情報を発信することでユーザーの関心を引き、興味を持ってもらうことで認知度や売上の向上につなげるという手法です。

見込み客となる層に対し、いきなりキャンペーンなどで売り込みをかけても即売上につながるということはあまり期待できません。その前にまずは自社商品を知ってもらい、ファンになってもらうことが必要です。

ファンになってもらうためには、ユーザーの視点に立って本当に価値のある情報を提供し続けることが重要です。

そのタイプとしては、ターゲット層が日頃感じているであろう悩みの解決策を紹介する「エデュケーショナル型」のコンテンツや、内容の面白さそのもので興味を引く「面白コンテンツ型」などが挙げられます。こうしたコンテンツを提供することで優良な顧客を獲得し、自社のファンとして育成することに繋げられます。

【関連記事】

コンテンツマーケティングはなぜ必要か。メリットとデメリット

SNSマーケティング

スマホやパソコンが広く普及する中、SNSを利用するユーザーも数多くいます。

これをマーケティングに利用しない手はありません。SNSマーケティングはコンテンツマーケティングの一種に位置づけられるもので、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSを利用して情報を発信し、新規顧客の獲得やブランディングに繋げていく、というものです。

企業アカウントによる情報発信はもちろんですが、SNSにはユーザーと直接コミュニケーションができるというメリットもあり、ファンの獲得には大きな力となります。

また、拡散力の高さを利用して、SNS広告の配信やインフルエンサーマーケティングといった施策も行えるので、Webサイトに比べると幅広い活用ができるのも特徴です。

SNSマーケティングを行う際には、あまり売り込み感を出さないことが重要です。まずは価値のある情報を発信し、フォロワーとの交流を通してファンの育成に力を入れていきましょう。

【関連記事】

企業の戦略・SNSマーケティング!その活用事例も紹介!

アプリマーケティング

企業や店舗の集客には、スマホアプリを利用したアプリマーケティングという手法があります。

これはO2O、OMO戦略の一環として行われているものです。

O2O(Online to Offline)はオンラインでの情報提供によりオフラインすなわち実店舗への来店を促すもの、OMO(Online Merges with Offline)はオンラインとオフラインを融合させて購買を促し、その結果をデータとして集め、より良い体験の提供へとつなげていくものです。

O2Oアプリの活用方法としては、まずプッシュ通知の利用が挙げられます。

アプリをダウンロードしたスマホには、セールのお知らせやクーポンなどの情報をタイムリーに送信することができるので、ユーザーの来店を効果的に促すことができます。

プッシュ通知はユーザーの属性や来店頻度に応じて行うことも可能です。また、ポイントカードの機能を搭載すれば、カードをなくす・忘れるといったことがなくなるのでポイントを貯めやすくなり、ユーザーはより高いメリットを感じるようになります。

【よく読まれている記事】

22社が提供している店舗アプリのサービスが一目でわかる内容です!店舗アプリを作りたいけど正直どこがいいかわからない、見積もりを取ったら思いのほか高かった!という担当者様に贈る、店舗アプリの特集比較記事です。

タイプ別マーケティングの事例

では次に、販促担当者ならぜひ知っておきたいマーケティングの事例を見ていきましょう。BtoC商材とBtoB商材に分けてタイプ別にそれぞれ紹介します。

BtoCの事例

ここでいくつか、BtoC、つまり個人向けのマーケティング事例を紹介させていただきます。

「北欧、暮らしの道具店」はファッションやインテリア、生活雑貨を扱うネットショップですが、コラムが非常に充実しています。

暮らしにまつわるエッセイに美しい写真が添えられていて、実際に商品を取り入れるとどんな暮らしができるかというのが魅力的に伝えられています。

あからさまな広告でなくとも顧客の潜在ニーズを掘り起こし、購買に繋げている好例です。

「土屋鞄製造所」は、カバンや財布などの皮革製品を行っているメーカーです。ECサイトの商品ページでは商品の使い方を具体的に紹介し、ユーザーがイメージしやすくするほか、美しいデザインの読み物コンテンツで品質の高さをアピールし、ファン獲得につなげています。

「株式会社マンションマーケット」は、マンションの売却・査定サービスを行う会社です。「マンションサプリ」というオウンドメディアではマンションの売却・購入だけでなく管理・修繕といったニッチな情報も提供し、根強いファンを獲得しています。

BtoBの事例

株式会社マネーフォワードが運営する「Money Forward Bizpedia」は、企業の経理担当者や個人事業主向けにバックオフィス業務の効率化に役立つ情報を発信するオウンドメディアです。

e-Taxによる確定申告の手順など実際にやってみたことがリアルに書かれている体験型の記事が多く、役に立つうえにユーモアもあって多くのファンを獲得しています。

「サイボウズ式」は、グループウェアで知られるサイボウズ株式会社が運営するオウンドメディアです。読み物として非常に完成度が高いのが特徴で、働き方や仕事の進め方、組織のあるべき姿などビジネスパーソンにとって気になる話題を取り上げています。

自社製品の宣伝は文章の中にさりげなく織り込まれるにとどまり、強く訴求するよりもユーザーと長期的な関係を築こうという姿勢が表れています。

海外のマーケティング事例

海外のマーケティング事例の中からも、有名なものをいくつか紹介します。

「American Express(アメリカンエキスプレス)」は、ターゲット層であるビジネスパーソンを対象に、SNSでビジネスに関する最新情報を発信しています。

自社サービスとは直接関係のない内容ですが、有名な起業家の話が聞けるなどコンテンツの価値が高く、メディアとしての評価を高めることで見込み客の心を確実につかんでいるのが特徴です。

「Neil Patel」はWebマーケティングの世界では大きな影響力を持つ企業ですが、質の高い記事を発信することによってあらゆる検索結果で上位表示を獲得しています。

ブログにはSEOマーケティングの戦略が惜しげもなく公開されており、必見です。一つの記事から関連記事に次々とリンクしているので、辿って行けばより深い情報を得ることができます。

マーケティング事例を参考にする際のポイント

マーケティングの事例はネット上で数多く公開されていますが、それを参考にして実際に自社のマーケティングに活かすにはポイントがあります。

それは「何がユーザーに受けているのか」を考えながら事例を見る、ということです。

成功事例のコンテンツそのものを参考にしても、二番煎じにしかなりません。自社ならではの強みや自社が顧客に求められているものというのは、事例となっている企業とは異なるものです。

そのことを理解して、自社に適した情報発信の方法やコンテンツを選択し、試行錯誤を繰り返していくことが大切です。

マーケティングの事例を自社に活かそう!

マーケティングには様々な手法がありますが、効果的なマーケティング戦略というのは企業によって異なります。

どの媒体を使ってどう発信するのが最適かを見極めるのは、マーケティングの成功においては不可欠です。それを知るためには多くの事例が役立ちます。

様々なマーケティング事例を見てそれぞれの本質を考え、自社のマーケティングに活かしていきましょう。

【関連記事】

【今すぐ無料で視聴!】2021年の顧客行動トレンドとリピーターマーケティング

【図解】オムニチャネルについて徹底解説!メリット・事例や他のマーケティングとの違い

店舗アプリ作成サービス【GMOおみせアプリ】
7,500店舗以上導入!企業・店舗のオンライン化を支援

電子スタンプ

プッシュ通知・サブスク・スマホ決済・スタンプカードや回数券など売上アップの必須機能がまるごと入っているのに低価格なスマホアプリ作成サービスはGMOおみせアプリ!!

JMR 2020 No.1 日本マーケティングリサーチ機構調べ
調査概要:2020年4月期ブランドのイメージ調査