9月13日に「GMOおみせアプリマネジメント」がリリースされ、データを活用した効果的なアプリ利用をされている企業様が増えてきております。

今回お届けする情報は前回に引き続き、おみせアプリマネジメントを活用し効果的に利用されているお客様の事例についてお届けしたいと思います。

前回同様にアプリをより効果的に活用するポイントは

  • 各データから傾向や現状を知る・理解する
  • 課題と注力すべきセグメントを発見する
  • 得た情報から打つべき施策を決める

となります。

事例第二弾は、全国規模でスイーツの店舗を展開しているクライアント様のご利用状況や、得た情報を元にどの様な示唆を見つけ活用していくべきか?について見ていきます。

■業界・規模

今回事例として紹介するクライアント様は、全国で25店舗を運営するスイーツショップ様です。

知名度は高く、若い女性を中心に高いリピート率を誇り、ECとの連携強化や再来店して頂ける優良な顧客に対する特典、新しいキャンペーンなどの情報配信を目的としアプリを導入いただきました。

■アプリ利用状況

  • アプリダウンロード数:115,000件
  • リピート率:4.5%
    (これまで購入してくれた顧客のうち、どれでけの顧客が再び購入してくれているのか)
  • リピーター率:34.1%
    (来店周期に購入してくれた顧客のうち、どれだけの顧客が再び購入してくれているのか)
  • 来店周期:33日
  • 1日あたりの起動ユーザー数:1,688人

■課題と傾向

数字を見てわかるように、圧倒的なダウンロード数となっており、多くの方にアクティブにご活用いただいております。
1日辺りのアクティブユーザーは2,000人近い数値となっており、母数が大きいにも関わらず高いリピーター率の高さがこのお店の高い人気を示しています。更に詳細なデータを見てみると

  • クーポン利用率:2.5%
  • ニュース開封率:8.7%
  • 満了クーポン利用率:60.6%

クーポン利用率2.5%、ニュース開封率8.7%の低さはダウンロード数から見ると頷ける数字となっています。
満了クーポンの発行数自体は282件と、ダウンロード数と比較すると少なく感じますが、発行された満了クーポンの利用率自体は60%と高い数字を誇っています。

あえて課題感を挙げるとしたら、リピート率の改善と思えます。いかにアプリを利用する価値を提供し再来店に繋げ、結果的にスタンプ満了クーポンの発行数を引き上げる=ロイヤリティの向上に繋がると想定できます。

どの様な施策がよりリピート率向上に繋がるのか?それを見つけるためには、より深い利用者の属性的な情報を知る必要性があります。

アプリで収集できている情報から見てみると

  • 職業別:会社員24%、学生(小中校大専)30%
  • 性別:女性86%(未選択は含めず)
  • 年代:10代/20代63%(未選択は含めず)
  • 来店曜日:土曜・日曜が圧倒的に高い
  • 来店時間:BEST12時→13時→14時の順

顧客層を見てみると10代・20代の女性が中心となり、起動・来店ともに12時がピークとなっていることから、土日は会社員を含み平日は学生・主婦からなるランチで集客でしていると想定できます。

更に来店周期を見てみると

  • 最終来店日から30日以上の顧客99,676人(全体の86%)
  • 最終来店日から45日以上の顧客93,338人(全体の80%)

全体的な来週周期は33日ですが、ダウンロードしているユーザーの内8割以上が、約1か月に1回は来店してもらえていることになります。

この様な実際に利用しているユーザーの属性的な情報やアクティビティを計測することで、顧客インサイトに浸透するプロモーションの活動が実現することができ、結果としてエンゲージメントを高めることに繋がってきます。

■施策

それではここまで見てきた利用状況や属性情報から、よりエンゲージメントを高めリピート率を向上させる施策を検討してみたいと思います。

あくまで収集できた情報をもとにした施策の一例となりますが、これからアプリを効果的に活用したいと検討している方は参考にしてください。

施策内容

属性情報の性別・年代を傾向の高い層に絞り込み(10代・20代の女性)最終来店から60日経過している人を対象に週に一度おすすめスイーツなどの売り込み要素が薄い情報を自動配信するようセットする
→このお店はパレートの法則(引用で情報をリンク)に沿った固定客作りができています。ロイヤリティの高いユーザーは お得情報などがなくとも既にお店のファンになっていると言えます。

よって、この様な状況から打つべき優先度の高い施策は、まだファン化していない層に対し、このお店の認知や興味のレベルを引き上げるために、刷り込みのように情報を届けることが効果的と考えられます。

ただし、提供する情報は店舗への誘致を色濃く伝えるような情報では逆に距離が開いていしまうリスクがあります。

あくまで店舗のことをもっと知ってもらい、何かのタイミングで「また行ってみよう」と思われるような有益な情報を届ける事が 重要となります。更に、属性情報の中にある「お気に入り店舗」を配信条件に入れることで、ユーザー自身の近場の店舗からの お知らせのみを届けることができるので、より自分ごととして情報を受け取ってもらえる可能性が高まります。

配信する頻度に関しては、都度配信対象の開封率を見ながら変更させる(A/Bテスト)を実施してみても良いかと思います。

GMOおみせアプリマネジメントの機能には「オートメーション機能」を実装しておりますので、週一の配信も予め、日時と配信内容をセットしておくことで、店舗のオペレーションに負荷をかけることなく運用することもできます。

今回のクライアント様は利用されている数も多く、大きな課題や問題はありませんでした。
それでも、より多くのユーザー様に利用され結果として店舗の集客や売上に繋げるためには、様々な角度からユーザー様の情報を理解し、知ることが非常に重要となります。

前回から引き続き、実際に「GMOおみせアプリマネジメント」の分析機能や配信機能を活用し、O2Oアプリの効果を最大限にする実例をお伝えしてきました。

これから店舗オリジナルのアプリをご検討しようと思っていらっしゃる経営者様も、ただアプリを作るだけでは求めている効果は出ないということをご理解いただき、是非「GMOおみせアプリマネジメント」をご検討いただければと思います。

おみせアプリ資料請求