LINE Mini app(ラインミニアプリ)というサービスをご存じでしょうか。

LINE Mini appは昨年LINE株式会社が発表した新サービスで、現在いくつかのLINE Mini appが先行でリリースされました。

2019年に開催されたLINE CONFERENCEでの公式発表によると、2020年春から本格的なリリースをする予定になっています。

店舗経営者・LINEユーザーの方は知っておいて損はない、LINE Mini app(ラインミニアプリ)の特徴・機能・事例・メリットをわかりやすくまとめました。

こんな方にオススメの記事です。

  • LINE Mini appの特徴・機能が見てみたい方
  • LINE Mini appの事例・活用事例がみたい方
  • LINE Mini appを自分のスマートフォンで使ってみたい方

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LINE Mini app(ラインミニアプリ)の特徴

さっそくですが、LINE Mini appの生まれた背景や他の既存サービスとの特徴の違いを、初心者にもわかりやすく解説していきます。

LINE Mini app(ラインミニアプリ)とは

LINE Mini appは、LINE株式会社が提供するプラットフォームで利用できる店舗や企業向けのミニアプリサービスです。(ミニアプリとは後述するスーパーアプリの中で展開されるアプリを指します。)

LINE Mini appを利用することで、店舗や企業はLINEのアプリ内でサービスページ・予約フォーム・クーポン・ポイントカード・支払い機能・お知らせ機能などを展開でき、LINEのユーザーはその機能をLINEのプラットフォーム内で使用することができます。

LINEミニアプリ「TAKE OUT by GMO」

LINE Mini app(ラインミニアプリ)が生まれたのはスーパーアプリ化が背景にある

アプリがアイコンが本にまとまっていく画像

LINE Mini appが生まれたのは、スーパーアプリ化という考えが背景にあります。

LINE株式会社2019年第4四半期決算発表で、日本のLINEアプリの月間アクティブユーザーは8,300万人以上というデータが掲載されていました。

日本に人口が大体1億2,000万人ですから、3人に2人はLINEを使っているということになりますよね。

LINEというアプリがいかにとんでもない数の日本人に利用されてるかがわかるデータでしょう。

LINEのように力と影響力のあるアプリは『もっとアプリ内でいろんなサービスが利用できるようにして、アレもコレも1つのアプリの中で完結したら便利じゃないか!』という考えにいきつきます。

このような考えに基づき、一つのアプリにとどまらず、そのプラットフォームの中でいろんなアプリサービスを提供しているアプリがスーパーアプリと呼ばれています。

スーパーアプリの中で展開される一つ一つのアプリサービスが、ミニアプリと呼ばれるアプリです。

そしてLINEのスーパーアプリへの移行に伴う、LINEのミニアプリの一つとして提供されるのがLINE Mini appというわけですね。

いままでもたとえば決済機能のLINEpay・配達サービスのLINEデリマ・LINEゲームなど、さまざまなミニアプリを開発・提供していますが、LINE Mini appは店舗・企業向けに開発されたミニアプリサービスなんです。

ミニアプリとネイティブアプリの違い

ミニアプリではなく、今までのスタンダードなアプリの形式をネイティブアプリと言います。

機能面ではミニアプリもネイティブアプリと遜色ありませんが、ミニアプリとネイティブアプリの違いとしてはスマートフォンに都度新しくダウンロードをする必要がないということがいえるでしょう。

LINEのほかにいくつもネイティブアプリを使っているという方が多いですが、ネイティブアプリには実は以下のようなデメリットもあります。

  • 都度App StoreやGoogle Play ストアからダウンロードしなくてはいけない
  • スマートフォンのアプリアイコンも増える
  • 使いたいアプリを都度立ち上げる必要がある
  • 容量がいっぱいになると削除しないといけない

主にこの4つの点が大きなデメリットとして立ちはだかります。

ちなみに容量が多いと削除するときに犠牲になりやすいのは店舗系のアプリだったりもします。

LINE Mini appはLINEの中で提供されている企業向けサービスなので、こういったユーザーのデメリットをカバーできる特徴があります。

LINE公式アカウントとの違い

LINE公式アカウント(旧LINE@)とLINEミニアプリの違いをあげるなら使い方と機能の違いです。

LINE Mini appはホーム画面のサービスという箇所から立ち上げて使う仕組みになっているのに対し、LINE公式アカウントは一度、店舗のアカウントを友達追加し、LINEトーク内で立ち上げる仕組みです。

ただ二つのサービスは基本的に連動させて使用していきます。

LINE公式アカウントにはなくLINEミニアプリで使える機能もあります。それについては下の機能の項目を参考にしてください。

LINE Mini app(ラインミニアプリ)の実際の事例

先行してリリースされているLINE Mini appの事例をいくつか紹介します。

ルイヴィトン

ルイヴィトンのミニアプリのスクリーンショット

まずはルイ・ヴィトンのLINE Mini appを紹介します。

ショッピングができるEC機能をLINE上で展開しています。ウィッシュリスト(ほしいものリスト)やギフトアイディア(贈り物リスト)を作成し、親しいLINE上の友達とシェアすることができます。友人にプレゼントしたい!というときにもシェアして反応を見れたりするので重宝しますね。

 

ジョルダン

ジャルダンミニアプリおスクリーンショット

LINEで電車の乗り換え情報サービスを提供しているのがジョルダンです。

乗り換えの検索結果をLINE上の友だちにシェアできるので便利です。

だれかに待ち合わせ場所や乗り換え方法を伝えたい!というシーンは多いので移動の多い方には重宝します。

PAL CLOSET

PALCRROSETのアプリのスクリーンショット

PAL CLOSETは2019年にアパレル業初のLINE Mini appとしてリリースされました。

アプリ内では、会員証機能や検索機能を搭載し、電子レシートの受け取りも可能にしました。

もちろん決済機能を利用したオンラインショッピングも楽しむことができます。

LINE Mini app(ラインミニアプリ)の機能

アプリ機能のイメージ

2020年より本格的に企業向けにリリース予定のLINE Mini appの機能ですが、公式の発表によると以下のような機能が使えるようになる予定です。

リリース目的は小規模店舗も含めたサポートなので、機能も小規模でも使いやすい機能を随時リリースするそうです。

Reservation機能(予約機能)

Reservation機能とは、ミニアプリと予約フォームを連携した予約機能です。

経営者がLINE Mini appで設置した予約フォームを、ユーザーは自身のLINE Mini appの中で使用できます。

LINEを開いているときに予約したいと思ったら、そのままお店にいきたい時間や日付を入力できるフォームを使い、予約アクションを行えるようになりました。

従来のように開発に費用のかかる外部の予約フォームを使うことなく、LINE株式会社が提供するフォームを導入できるのでコスト面でもメリットがあるようです。

Notification(お知らせ)機能

お知らせ機能はプッシュ通知を使用してユーザーに発信ができるサービスです。

たとえば予約時間になったらお知らせが届いたり、キャンペーンのお知らせがスマートフォン宛てにできます。

公式アカウントと連携し、スマートフォンにダイレクトに発信できる機能です。

Payment(お支払い)機能

LINE payの決済を通し、いいと思った商品はそのままLINE上での決済ができるサービスです。

オフラインで営業している実店舗も、スマートフォンにLINE Mini appが入っていればすぐ決済ができます。また、もちろんクレジットカードも登録できます。

2020年以降、キャッシュレス化もますます加速していくので、時代にあったスタンダードな機能といえるでしょう。

Coupon(クーポン)機能

再来店促進に便利なクーポンの機能もミニアプリ上で利用できます。

具体的にはLINE Mini appの中でクーポンの作成・抽選をおこなうことができ、そのままユーザーのタイムライン上への投稿が可能になります。

ユーザーがメリットを一番感じるのはやはりクーポンです。これがLINE上で手軽に使える点も魅力でしょう。

Membership Card(ポイントカード)機能

ポイントカードの機能もLINE Mini app上で利用できます。

顧客管理にも便利な会員証機能を、ポイントと連携させることが可能です。連携をすることで顧客の満足度もあがりますし、何よりポイントカードを持ち歩く必要がありません。

ユーザーを身軽にすることにもつながるでしょう。

LINE Mini app(ラインミニアプリ)の活用例

アプリ活用のイメージ

ところでLINE Mini appはどのようなシーンで活用が想定されるのでしょうか。

業種ごとに想定される利用シーンを集めてみました。

飲食業ならクーポンやお知らせ機能

飲食業ならクーポン機能やお知らせ機能の利用をすれば、顧客の来店促進を促すことができます。

たとえばその日に仕入れた食材を生かしたメニューをお知らせで配信したり、キャンペーンを行う際にはSNSと連動してLINEユーザーにも告知したりといったケースです。

クーポンやお知らせを上手に活用すればユーザーと密に顧客接点をもてるでしょう。

美容業なら予約機能

クーポンやお知らせ以外にも、美容業の場合は予約機能を導入するとオペレーションを軽減することができます。

ちょうど予約が空いた時間にLINEでお知らせして、そのまま予約を促すといった使い方ができるでしょう。予約機能の開発費用ほどかからないことが想定されるのもメリットです。

カット・カラーなどメニューを複数組み合わせたクーポンなどを配信するという機能も便利ですね。

小売・アパレルなら決済・会員証機能

ECサイトを視野に入れる小売り・アパレル業なら決済機能や会員証機能の活用ができます。

ユーザーをECサイトに誘導し、LINEの決済機能を使い売り上げを作る使い方がオススメです。プラスして、ポイント機能で再購入を催促する動きも同時におこなうこともいいです。

またオンラインからオフラインの実店舗へと誘導するO2Oマーケティングにも活用ができます。

LINE Mini app(ラインミニアプリ)のメリット

LINE Mini appを使うことのメリットをユーザー・企業側に分けて解説します。

ユーザー側のLINE Mini appのメリット

まず初めに、ユーザー側のメリットを以下にまとめました。

  • LINE内で利用できるのでダウンロードの必要がない
  • 手軽でアイコンも一つにできる
  • ポイントカードやクーポン・会員証など自社アプリに近い機能の恩恵をうけられる
  • LINE友だちと共有できる

普段からLINEを利用している方ならメリットが多いといえるでしょう。

企業や店舗との接点をもつことで、そのお店のサービスを楽しくオトクに利用できるというメリットは企業アプリと変わらずにLINE上で手軽に利用できます。

企業・店舗側のLINE Mini appのメリット

企業・店舗側にも多くのメリットがあります。むしろユーザーよりも店舗側にとって便利な機能ともいえるでしょう。

  • アプリ開発の莫大な費用がかからずコストが抑えられる
  • LINE内で展開するのでアンインストールされずらい
  • ポイントカードやクーポン・会員証など自社アプリに似た必要な機能はそのまま使える
  • LINE友だちへの拡散も期待できる

このような多くのメリットがあり、アプリより安価で手軽に利用できる点は企業や店舗にとってうれしいです。

デメリットをあげるとすれば、機能カスタマイズなどはオリジナルアプリほど自由が利かない、アイコンがないのでブランディングがしづらい、今はテスト段階のため導線が少ないなどの課題は残りますが、販促・集客にLINE Mini appは多いに活用できるといえるでしょう。

 

LINE Mini app(ラインミニアプリ)を活用しよう

ここまでLINE Mini appの特徴・事例・メリットなどをご紹介させていただきました。

店舗や企業のアプリに代わる新たな顧客接点として利用が広がっていきそうですね!

今年企業の集客・販促ツールとしてブームが起こりそうな予感がしますので、とくに集客面でお悩みの経営者様はチェックしておきましょう。