アパレル業界で浸透しているO2OアプリO2Oアプリを利用することで昨今の課題を解決し、オンラインとオフライン両方の集客が可能になります。

ここではO2Oアプリを利用するために知っておくべき情報、コスト削減業務効率改善方法について分かりやすくご紹介します。

ではそもそも昨今のアパレル業界が抱える課題とは何でしょうか。まずはそちらについて考えていきましょう。

◇アパレル業界が抱える課題とは?

・顧客フォロー業務効率の改善(紙製スタンプカードの発行、DMからの切り替え)

昨今のアパレル業界では、ショールーミングにより実店舗ユーザーがネットでの購買に流れてしまうという現象が起きています。

ショールーミングとは、実店舗に来店して商品の確認はするけれどその場では購入せず、自宅などでオンラインショップ経由で安く商品を購入することです。

これを防ぐために自社ECサイトへ誘導するO2O(Offline to Online)の必要性が高まっており、紙製スタンプカードやDM発行による集客だけでは成果が出にくい状況になっています。

紙製スタンプカードの課題としては、顧客の来店回数や購入頻度、顧客情報が店舗側で把握できないことです。

アプリスタンプカードを管理すれば、お客様のカード忘れや紛失に関するスタッフの手間とコストカットにつながるでしょう。

セールなどのお知らせ等で利用されているDMも、相手の元に届いた時に顧客が不在だったり、DM発送までにかかるタイムラグにより、リアルタイムに情報を提供することが難しくなります。顧客ごとに提供する情報を細かく分けたい場合、準備に手間取り、効率良くフォローすることも困難です。

ITが発達した時代に他店に負けない顧客フォローをしていくためには、オフラインとオンライン両方の対策が必要になります。

【関連記事】

EC市場とスマホの関連性

【GMOおみせアプリ】カート+リニューアルのお知らせ

スタンプカードをアプリで管理すべき5つの理由とリピーター集客につなげる活用方法

・顧客離れを防ぐには?優良顧客(ロイヤルカスタマー)を増やす方法

顧客離れを防ぐためには、来店回数購入頻度といったいわゆる「お得意様度合い」で優遇を変えることが重要です。

ロイヤルカスタマー(優良顧客)にも関わらず、他の顧客と同じ頻度、同じ内容の情報や特典を設けていてはお店に対する気持ちも冷めてしまいます。多くの店舗が存在する中で新規顧客を獲得するのが難しいと言われるアパレル業界では、優良顧客を大切にして購入頻度を高めてもらうことが、お店の売上アップに繋がるでしょう。

では優良顧客を増やすためにはどうすればよいのでしょうか。

優良顧客を増やすためには、顧客にお店をもっと好きになってもらうことです。そのため何度でも来店してもらえるよう来店回数によって特典を設けたり、顧客の属性によってお得な情報を提供することが重要になります。

たとえば女性や学生限定のキャンペーンを行ったり、来店頻度の高い顧客にはロイヤルカスタマー限定のシークレットセールを実施するなど、顧客ごとに適切な優遇を行うことが必要です。

【関連記事】

≪経営安定化≫ロイヤルカスタマー育成戦略と成功事例

◇O2O活用でこんなことができる!

・ツールを導入して作業効率アップ

O2Oツールを利用することで、効率の良い情報配信が行えます。顧客ごとにお知らせしたい情報やニュースをダイレクトにリアルタイムで配信したり、画像付きのお店のカタログを配信することが可能です。

顧客の位置情報を取得して、近くにいる顧客にお得な情報を配信することもできます。

このように顧客ごとに配信する時間帯や配信内容を調整することで、あらゆる販促が実行できるようになります。

配信する情報は、これまでのDMのように顧客不在による受取りの機会損失や、開けずに捨てられる心配はありません。

なぜならプッシュ通知機能を利用すれば、顧客がどこにいても高い確率で開封させることができるからです。

【関連記事】

メールやプッシュ通知、SNSは配信タイミングが重要!最大の効果を得る方法は?

・ポイントシステム導入でコスト削減

ポイントシステムを導入することで、ポイントカードの印刷コストやポイント管理におけるスタッフの稼動費を削減することができます。

ユーザーのランクや購入金額に応じてポイント発行が可能であるため、あらかじめ付与率を設定しておくことで簡単に適切なポイント発行が行えます。

発行時はバーコードリーダーでアプリのバーコードを読み込むだけなので、スタッフによる顧客番号手入力などの手間を省き、ミスなくポイントを発行することができます。

【関連記事】

ポイントカードシステム導入の3大メリットとアプリ化がオススメな理由

・顧客管理

O2Oアプリインストール時に「年齢」「性別」「住所」といった顧客情報を集めることができます。この情報を基にして配信する内容のグループ分けが可能です。

また来店履歴が管理でき、ロイヤルカスタマーなどのランク分けによる適切な優遇サービスが行えます。

購入商品の履歴からは顧客の好きなスタイルが把握できるため、好みに合った新商品の画像を送付するなどの営業も効果的でしょう。

【関連記事】

【ロイヤルカスタマー戦略】CRMを活用してリピーターを増やそう!

ランクアップで顧客の囲い込み!会員ランク(顧客ランク)分けの活用事例

・無店舗でも活用できる

店舗で発行されたポイント、クーポンは自社ECサイトで使用することも可能です。また、O2OアプリECサイトで発行されたポイントクーポン店舗で使用することもできます。

このようにオフライン店舗(実店舗)からオンライン店舗への送客、オンライン店舗からオフライン店舗への送客を行うことで、顧客ロイヤリティをさらに高められるでしょう。

またショールーミングによる他のネットショップへの顧客流出も防ぎ、一石二鳥の効果が期待できます。

【関連記事】

店舗向けアプリを活用したクーポンの集客効果を最大化する3つのポイント

◇アパレル 活用事例

・子供服専門店の活用事例

子供服を専門に扱っているお店の活用事例をご紹介します。

これまでECサイトから登録するメールマガジンによる集客が主でしたが、メルマガの登録率が低いため、情報発信力の強化を検討していました。

そこでO2Oアプリのプッシュ機能を使用したことで開封率が目視化され、毎回1000開封数程の反響が得られるようになりました。

また、アプリの「タイムライン配信」機能も有効活用されています。顧客ごとにメッセージを配信できるため、実際のショップ購入履歴などに基づきコーディネート提案の配信を行っています。

さらにアプリを通じてECサイトやブログへスムーズに誘導することができるようになりました。

インストールの促進は、ECサイトやブログ、Instagramなど各メディアからアプリの紹介を行っています。

・スーツ専門店の活用事例

続いて全国展開しているスーツ専門店の活用事例です。

O2Oアプリによるクーポン発行などの情報配信機能がありますが、顧客にスーツの知識を教育するコンテンツも設けています。お店の情報や新商品の販売時期の提供だけでなく、顧客にとって有益な情報を提供することで顧客の満足度や親近感を高める効果があります。

さらに、アプリを店舗のwi-fiにつなぐことで可能となる、お得な景品が手に入るゲームコンテンツを設けています。顧客としては商品を購入する必要は無く、現地に行くだけで特典を得られる機能です。

お店にとっては来店した顧客の数が増えれば営業の機会が上がるため、お店の売上アップに繋がる可能性が高まります。

・若者向けアパレルショップの活用事例

最後に全国展開している、若い世代に人気のあるアパレルショップの活用事例です。

来店ごとにスタンプを集めることができる機能を利用し、集めたスタンプ数によってお店オリジナルの非売品プレゼントに応募することができます。これはお店のコアなファンにとっては嬉しい特典であり、顧客が足を運びたくなるサービスです。

会員証提示や商品の購入もバーコードリーダーで読み取ることができ、スマートなお買い物を楽しむことができます。スタッフにとっても煩雑な作業を低減し、稼動コストやミスを削減できるようになりました。

アプリからコーディネート情報をクリックすると、モデルによる商品の組合せ画像が閲覧できます。実はこの画像が掲載されているのは自社ECサイトであり、コーディネートを見て気になった商品はすぐに購入画面へ進むことが可能です。

このようにアプリと自社ECサイトをシームレスに繋ぐことで顧客の囲い込みを狙えるようになりました。

◇アパレル業界におけるO2Oのまとめ

昨今のアパレル業界では、オンラインショップの台頭により店舗のみの売上に固執することが難しくなっています。

しかし、O2Oを意識することでさまざまな販促や集客が実現でき、アイデア次第で小さな店舗でも他店に負けない販売力を持つことが可能です。

集客対策としてO2Oアプリを導入する等、ITによるマーケティングも検討されてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

活用事例から学ぼう!O2Oアプリ集客方法とその効果を徹底分析!

小売業の業種別で最適なSNSを知ろう

おみせアプリ資料請求