昨今、たくさんの企業が自社のアプリを開発しています。

しかし、すでに自社のスマートフォン向けサイトを作り込んでいる場合、わざわざアプリを開発するメリットはあるのでしょうか。

そもそも、アプリとブラウザはどう違うのかも気になりますよね。実は、アプリとブラウザはちゃんとそれぞれの特徴とメリットがあるのです。

この記事ではアプリとブラウザの違いや、アプリを導入した場合のメリットなどについて解説します。

≪この記事はこんな方にオススメです≫

  • アプリの導入を考えている企業の決裁者やマーケティング担当者
  • アプリとブラウザの違いが知りたい方
  • アプリを導入した場合のメリットを知りたい方

1.アプリとブラウザとは何か?

アプリとブラウザの違いを知りたい人のイメージ画像

アプリとは主にスマートフォンで使うソフトウェアのことです。ホーム画面にアイコンを表示しておけば、目的のサイトや情報に直接アクセスできます。

その他にも、アプリにはプッシュ通知(お知らせ通知)などの便利な機能が搭載されています。

ブラウザとはインターネット上でホームページを閲覧するためのソフトウェアのことです。Google ChromeやSafariなどが代表的なブラウザです。

検索窓に調べたい言葉を入力することで、簡単に世界中のサイトへアクセスすることができます。

2.アプリとブラウザの違いとは?

アプリとブラウザでアクセスする情報はよく似ていることがあるため、違いがわかりにくいかもしれません。ここでは、利用シーン、プッシュ型とプル型、容量の消費という主な違いを3つ紹介します。

2-1.利用シーンの違い

アプリを利用する場合、ユーザーは特定のブランドの商品を購入したり、新しい情報を得たりすることを目的としています。

また、アプリを利用するためにユーザーはわざわざアプリをインストールする手間があります。よって、インストールした時点でブランドのことは知っているといえます。

一方ブラウザを利用する場合は「この言葉の意味は何だろう?」といった疑問や「この悩みを解決するにはどうすれば良いだろう?」という悩みを検索窓に打ち込みます。

よって、その疑問や悩みを解決することが目的となります。アプリが専門誌だとしたらブラウザが辞書のような役割を果たしているというイメージです。

これらの違いから、一般的にアプリ経由のユーザーのほうがブラウザ経由のユーザーよりもブランドへの高い関心を持っている見込み顧客であるといわれています。

2-2.プッシュ型とプル型の違い

ブラウザとアプリの大きな違いが、アプリはプッシュ型メディアで、ブラウザはプル型メディアであるということです。

プッシュ型とは企業側からユーザーへ情報を届ける手法です。企業側のタイミングで情報を届けられること、ユーザーが何もしなくても情報が届くことから訴求力が高いのがメリットです。

メルマガなどもプッシュ型メディアです。従来のプッシュ型メディアは個人情報の管理が煩雑になることがデメリットでしたが、アプリはその点も解消しています。

一方プル型とはユーザー側が能動的に情報を集める手法です。

ショールームなどもプル型メディアと言えます。
サイト(ブラウザ)は低コストで24時間休みなく情報を提供し続けることができるのがメリットですが、ユーザーがサイトにたどり着かない限りユーザーへ情報が届きません。

専用サイトがあるのにアプリを導入する企業は、積極的に情報発信をすることを意図しています。

アプリなら、アプリをインストールしている見込み顧客に対してピンポイントで情報を届けられます。

アプリを導入すれば、待ちの姿勢でいるしかないサイトに比べてユーザーとの接点を増やせるので、より効果的な広告を打つことができます。

2-3.スマホ容量の消費有無の違い

スマートフォンユーザーにとって、端末の容量不足は重要な問題です。

アプリはダウンロードして使用するソフトウェアなので、ダウンロード時に通信容量、インストール時にストレージ容量を消費するという特徴があります。

一方ブラウザの場合はインストールを必要としないので、Webページを見るときの通信量がかかるだけです。

これだけを見るとブラウザの方がユーザーに好まれそうですが、アプリ市場は世界的に拡大が続いているのです。

【関連記事】

アプリとWebサイトの違いは?メリット・デメリットも比較してみた

3.アプリ市場は世界的に拡大傾向

様々なアプリのイメージ画像

アプリ市場のデータ提供で有名なApp Annieは2017年末の時点で、2018年のアプリ市場における消費支出額は対前年比で約30%増えると予測しました。

そして、実際にその予測通りアプリ市場の拡大が続いています。また、総務省が発表したモバイル向けアプリ市場の調査でも、アプリのダウンロード数と売上高は共に2019年も増加傾向が続くとされました。

ただし、これまではゲームアプリが人気をけん引していましたが、アプリ市場が成熟する中でその風向きは変わってきそうです。

例えば普及率80%以上を誇るといわれるLINEはメッセージアプリです。LINEの登場で、それまでメール中心だったメッセージのやり取りはメッセージアプリで行うことが主流となりました。

このようにアプリによって生活の利便性が向上したことを背景に、今後はゲーム以外のアプリも勢いを増すと言われています。

参考:【ケータイWatch】LINEの利用率は80.8%、ICT総研調査

出典:総務省ホームページ

4.アプリ導入の5つのメリット

スマートフォンを見ている女性画像

専用のスマートフォンサイトを持っている企業でも、アプリ市場に参入するメリットは十分あります。アプリ開発で具体的にどのような効果があるのか、5つのメリットを解説します。

4-1.ブランドを想起させる効果が高い

スマートフォンのホーム画面には様々なアプリのアイコンが並んでいます。

アイコンのデザインには自社ブランドのテーマカラーやロゴを設定している企業が多いです。これを別視点で考えると、ユーザーがホーム画面を見るたびにごく自然に自社ブランドが宣伝されているともいえます。

ユーザーは1日に平均で23回スマートフォンのロックを解除しホーム画面を見るというデータもあります。この宣伝効果は非常に大きいものです。

たとえば、1回ユーザーに閲覧されることを1円の広告換算価値と仮定します。

もしアプリを15万人が利用していれば1日で345万円(15万人×23回)、1カ月なら1億350万円(345万円×30日)分の価値を持つことになるのです。

アプリがホーム画面に置いてあるだけで1カ月1億350万円もの広告換算価値があると考えると、アプリの効果はかなり大きいといえるでしょう。

参考:スマホの利用率はどのくらいまで伸びた?2016年度のスマホ利用実態

4-2.ホーム画面から簡単にアクセスできる

スマートフォンにアプリをダウンロードすると、そのアプリのアイコンがホーム画面に表示されるようになります。

ユーザーはアプリのアイコンを1度タップするだけで直接アプリを起動できます。

ブラウザ経由だと、ブラウザを開く→検索する→公式サイトをタップするという具合に3回のアクションが必要です。

アプリの方がブラウザに比べて導線がシンプルで起動が早いという特徴があります。

ちなみに、ブラウザ経由でもショートカットを作成することは可能です。

ただしショートカットの多くはブラウザ内のブックマーク用フォルダへ置かれ、スマートフォンのホーム画面には設置されないケースが多いようです。

4-3.ブラウザよりアクセス頻度が高い

アプリとブラウザでは見ている情報が同じでも、閲覧数やコンバージョンなどに違いがあります。

コンバージョンとは店舗の予約や商品の購入など、ユーザーが企業側の求めるアクションを起こしてくれることです。

アプリの方が1回あたりのページ閲覧数がブラウザに比べて多く、滞在時間や顧客単価の点でもブラウザに引けを取らないというデータもあります。アプリの特徴として滞在時間が短い割に訪問率が高いため受注率のアップにも繋がっています。

4-4.アイコンにバッジ表示ができる

バッジ機能とは、お知らせなど情報の更新があった場合に、アプリアイコンの右上に赤丸の数字が表示される機能のことです。

ユーザーはホーム画面にバッジ表示がされると、通常時と表示が違うのでバッジに目が止まります。そして、新しいお知らせが追加されたと思ってアプリのアイコンをタップしてくれるのです。

1日平均23回も眺める機会があるスマートフォンの画面に直接通知を行えるので、ユーザーの掘り起こしにつながります。

バッジ機能は今まではiPhoneアプリだけの機能でしたが、最近はAndroid8のOSを入れているスマートフォンでもバッジ機能が使えるようになりました。

2018年にはスマホのシェアでAndroidがiPhoneを上回ったという調査結果も報告されているほど、Androidの利用者数は増えています。

より多くの人のホーム画面に通知をできることで、さらなる掘り起こしが期待できるようになりました。

参考:【egadget日本版】スマホ利用率、AndroidがiPhoneを上回る:MMD調査

4-5.プッシュ通知が利用できる

プッシュ通知とは、アプリをダウンロードした後に通知を許可したユーザーに向けてメッセージを配信できる機能のことです。

各ユーザーの設定にもよりますが、プッシュ通知はスマートフォンのメイン画面をロックした状態でも表示されることが多いです。メッセージが気になった場合は画面をタップするとアプリが起動します。

プッシュ通知を受け取ったユーザーの70%がプッシュ通知からアプリを起動するか、ホーム画面に戻ってアプリを起動しているという調査結果もあります。

70%が何らかのアクションを起こす広告と考えると、プッシュ通知の効果は高いといえるでしょう。

重要度や緊急性の高いメッセージはアプリが起動される確率が高いため、キャンペーンやタイムセールの通知に便利です。

5.店舗アプリはリピーター獲得に有効!

レジで店員にスマートフォンアプリを提示するイメージ画像

安定した収益にはリピーターの存在が欠かせません。
リピーターの獲得は新規顧客の獲得に比べて、コストが5分の1程度で済むともいわれ、注力している企業も多いです。

店舗アプリはWebサイトよりも高い情報発信力や集客力が見込まれるので、リピーター獲得にも効果的な手法といえるでしょう。

店舗マーケティングで重要なのは、ユーザーの来店頻度、その中でも特に優良顧客の継続利用を保つことです。
そのためには、顧客の来店頻度や購入金額によってセグメントを分け、それぞれに適したメッセージを配信することが大事です。

たとえば初めて商品を購入した顧客にだけ商品のお手入れ方法やアフターケアに関する情報を発信したり、優良顧客には名前で呼びかけたり優良顧客限定のセール情報などを発信して特別感と満足感を感じてもらう、などということです。

店舗アプリならユーザーが配信した情報を読んでくれた率やクーポンの利用率を確認できるので、セグメント別の効果を測定・管理しやすいというメリットがあります。

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まとめ:アプリとブラウザの違いを理解して有効に活用しよう!

アプリとブラウザにはそれぞれメリットがあります。

店舗の場合は、専用サイトと別にアプリを導入することで顧客のスマートフォン画面というプライベートな空間にアクセスできます。顧客との接点が増やせるので、集客力アップにつながる可能性が高いです。

アプリ導入を検討される場合は、「GMOおみせアプリ」なら集客のための機能も充実しているので便利です。カスタマイズも可能で、いちからアプリを開発するよりもコストも制作期間もかからないのでおすすめです。

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