店舗アプリの開発費用は?導入・作成の料金・メリットとスマホ集客アプリの事例も紹介

『店舗アプリ』を作っている企業・店舗が増えています。
今回は店舗アプリの開発費用・スマホ集客アプリの事例、『店舗アプリ』を開発・作成するメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
≪この記事はこんな方にオススメです≫
- 店舗アプリを開発・作成するか悩んでいる方
- 店舗アプリの営業を受けて疑問がある方
- スマートフォンを使った集客・販促をしたいと思っている方
- 新しい販促方法に興味がある方
目次
店舗アプリの費用、初期費用と月額費用の相場は?
近年、店舗アプリを導入している会社が多くなってきました。店舗アプリとは、既存の顧客向けのアプリです。このアプリでは、クーポンを配布したり顧客を管理できる機能もあります。
では、店舗アプリを作るにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?アプリを制作するには、初期費用と月額費用が必要です。
初期費用には、アプリ制作費用やデザイン費用、UIカスタマイズ費用などが含まれます。月額費用には、サービス利用料やサーバーの運営にかかる費用などが含まれていることが多いです。
初期費用の相場は3万円から20万円程、月額費用は5千円から5万円程かかります。
また、この料金はプランやオプションによって変わってきます。その他、初期費用や月額費用が無料で利用できる店舗アプリもあります。
なぜ無料なのかというと、アプリを複数の店舗で共有して利用できるからです。店舗アプリを導入しようと考えているならば、自店のニーズに合ったアプリを利用するのが1番良いでしょう。
店舗アプリの費用
- 初期費用:3万円から20万円ほど
- 月額費用:5千円から5万円ほど
- 無料で利用できるものもある
店舗アプリ・スマホサイトの違いは?
『店舗アプリ=スマホサイト』と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、店舗アプリはスマホサイトとは別物です。
スマホサイトは
『ブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chrome、Safariなど)』
で検索した際などに表示されるWEB上のページのことです。
一方、店舗アプリはユーザーのスマホ上のツールなので、ダウンロードしないと使えません。
それゆえ、スマホサイトと店舗アプリでは、【作成する意義】や【効果的な客層】も大きく異なります。
- スマホサイト ・・・ブラウザを使って表示させる≪公開≫されたページ。
⇒認知度向上・新規顧客獲得向け
- 店舗アプリ ・・・ ユーザーのスマホに≪ダウンロード≫して使うツール。
⇒集客や販促に特化・既存顧客向け
【関連記事】
店舗アプリの活用方法≪店舗情報のプラットフォームにしよう!≫
店舗向けアプリを活用したクーポンの集客効果を最大化する3つのポイント
店舗アプリ開発・作成のメリット
先述の通り、店舗アプリはスマホサイトと違って、お客様に『ダウンロード』して貰わないといけないというデメリットがあります。
それでも店舗アプリを開発・作成する企業や店舗が多いのは、以下のようなメリットがあるからです。
- PUSH通知(プッシュ通知)を使って、視認率の高いニュース配信が可能。
- スタンプカードやポイントカードとして活用できる。
- ユーザーの行動(来店や購入)に繋がりやすい。
- 動作が速い。
店舗アプリを開発・作成するメリット①
PUSH通知(プッシュ通知)を使って視認率の高いニュース配信が可能
店舗アプリ開発・作成のメリットは色々ありますが、最も魅力的な点のひとつが『PUSH通知(プッシュ通知)機能』です。
PUSH通知とは、スマホのホーム画面(ロック画面)に表示される『お知らせ』のことを指します。
「イメージしづらいよ」という方でも、スマホを使ったことがある人であれば、下記のような画面を見たことがあるのではないでしょうか。
PUSH通知の場合、お店からのお知らせやクーポンがダイレクトにユーザーに届くので、視認率が非常に高いという特徴があります。
実際、ニュース配信手段のひとつである『メルマガ』の開封率が約0.1%なのに対して、『PUSH通知』は60%以上という実績もあるほどです。
例えば、『新メニューの告知』をしたかった場合。
『スマホページ』で告知をしたとしても、お客様が新メニューの告知をしたタイミングでページを見てくれるかは不透明です。
また、100人の方にメルマガを送っても、見てくれる人が1人いるかいないか。
けれども、店舗アプリのPUSH通知を使えば、60人の人に見てもらえるかもしれない・・・。
お客様に伝えたい情報をできるだけ確実に伝える方法として、店舗アプリ(PUSH通知)は効果を発揮しているのです。
【関連記事】
メルマガとアプリのプッシュ通知 開封率アップに効果的な方法とは?
【GMOおみせアプリ機能紹介】プッシュ通知+クーポン配信を活用した集客のヒント
店舗アプリを開発・作成するメリット②
スタンプカードやポイントカードとして活用できる
店舗アプリを開発・作成するメリットの2点目は、『スタンプカード』や『ポイントカード』として活用できるという点です。
各社のオリジナルアプリの多くには『スタンプ機能』もしくは『ポイント機能』が内蔵されています。
スタンプカードやポイントカードを電子化(アプリ化)すると、
- カードの印刷・再発行コストがかかる。
- 財布に入らないからと発行を断られる。
という課題を改善でき、加えてお客様からも
- 電子化されたカードにスタンプを貯めていくのが楽しい。
- カードを忘れることがなくなって良かった。
と喜ばれるため、既存のスタンプカードやポイントカードから乗り換える企業・店舗も多いのです。
【関連記事】
スタンプカードをアプリで管理すべき5つの理由とリピーター集客につなげる活用方法
スタンプカードのアプリ化!?アプリ作成サービスのGMOおみせアプリ
スマホのアプリが会員証なら紛失なしでお財布スリム化!アプリ活用で販売促進!
店舗アプリを開発・作成するメリット③
ユーザーの行動(来店や購入)に繋がりやすい
また、店舗アプリは他の集客手段(SNSやDMなど)と比べて、「ユーザーの行動(来店や購入)に繋がりやすい」ことも大きなメリットです。
先に述べた、①PUSH通知機能によるニュース配信、②スタンプカードorポイントカードとしての活用も『ユーザーの行動を促す要素』ですが、店舗アプリでは『クーポン配信』による来店促進・販売促進も可能です。
クーポンと言うと、お会計時に次回来店時に使えるクーポンを手渡したり、雑誌やDMなどを使ってお客様にお届したりというイメージがあるかもしれません。
紙媒体を使ったクーポンの場合、印刷コストや配信コスト(送料や掲載費用など)、印刷のための時間的ロスが発生します。
一方、店舗アプリであれば、インターネットを通じてクーポンを発行することができるので、発行する際のコストがかかりません。
※店舗アプリサービスの提供元企業によっては、費用が発生する場合もあります。
また、時間的なロスもないため、「今日天気が悪いから、お客さん来なさそうだな・・・」と思ったその日に、『雨の日クーポン』を発行、PUSH通知でお知らせするということも可能なのです。
色々な集客手段はありますが、お客様の来店や購入に直接的に効果を発揮する集客ツールはそう多くありません。
それゆえに、アプリが重宝されているのです。
【関連記事】
【来店サイクルを短く!】収益の安定化に繋がるリピーターの集客のヒント
リピーター集客【完全ガイド】 5分で分かるリピーターの獲得方法
店舗アプリを開発・作成するメリット④
クーポンの集計が簡単
さらに、店舗アプリのクーポン機能は集計が簡単です。
紙のクーポンはどうしても手作業による集計をしなければいけなくて、時間もかかりますし、集計ミスが発生する可能性も…。
一方、店舗アプリの場合は、クーポンの利用回数はもちろん、利用したユーザーの性別、年齢なども自動で集計。管理画面から確認する事ができます。
※店舗アプリサービスによっては、『クーポン機能』を搭載していないものもあります。
店舗アプリ開発・作成のデメリット
上記では店舗アプリを開発・作成するメリットについて述べてきました。
店舗アプリには他のツールにはない魅力がたくさんありますが、店舗アプリを開発・作成する上で考慮しないといけないデメリットがあるのも事実です。
- ダウンロードしてもらわないと効果を発揮しない。
- アンインストールをお客様が自由にできる。
- コストがかかる。
『3.コスト』については「安い」と感じる方や「高い」と感じる方、人それぞれかと思いますが、上記1と2に関しては、店舗アプリを開発・作成するすべての企業・店舗さまに該当するデメリットです。
アプリはスマホサイトと違って一度ダウンロードしなければ使用できません。
『新規顧客』に関する訴求は『お友だち紹介機能』を使った拡散のみとなるため、新規顧客の獲得が主目的の場合は、他の広告媒体がオススメです。
※店舗アプリサービスによっては、『お友だち紹介機能』を搭載していないものもあります。
また、店舗アプリはユーザーによって自由に『アンインストール』することができます。
せっかく店舗アプリをダウンロードしてもらっても、過度なPUSH配信をしてしまった際や機種変更などのタイミングでアンインストールされてしまうという懸念があります。
機種変更の際などのアンインストールに関しては、対策が難しい部分です。
一方、過度なPUSH配信によるアンインストールに関しては、PUSH通知の回数を週1回以内に留め、『PUSH通知させる場合』と『PUSH通知させない場合』を区別化することで、改善されます。
「ユーザー目線に立ったアプリ活用ができるかどうか」がカギとなるでしょう。
店舗アプリの開発費用・制作の料金
GMOおみせアプリの料金はリーズナブルなのに機能が豊富
弊社店舗アプリ作成サービス「GMOおみせアプリ」は他社店舗アプリと比較した場合、機能が充実しているのに低価格でご利用いただくことが可能です。
また、デザイン制作はプロのデザイナーが行い、アプリのストア申請もおまかせで良いので、飲食店や美容室、ネイルサロンの忙しいオーナー様でも安心してアプリの導入が可能です。
GMOおみせアプリの活用事例・導入事例
「アプリを作りたい」と漠然とは考えていたのですが、冠婚葬祭業者のアプリ活用法などを事前に調べてみましたがアプリを持っている会社がほとんどありませんでした。ですので、具体的にどういうアプリが実際にいいのかが全く分からない状態でした。アプリを作りたい、というぼんやりとした考えだけあったのですが、担当の方にいろいろ相談したところ、ある程度形を決めて提案してくれたのでとても助かりました。
活用されている中で効果や手ごたえを感じたエピソードはありますか?
星野様:販促をする上で今まで不得手としていた10-20代にも情報発信することができているところです。管理画面での数値だとDL数全体の24%程度になります。
導入するにあたって、ツールをアプリに決定してから3ヶ月ほどあちこち調べました。その中で初期費用や管理コストが比較的安く、お店検索・クーポン・ニュース配信・QRスタンプなどの欲しい機能があり、さらにビジュアルが良いことが決め手でした。自社開発について既存の取引先にも相談もしましたが、制作期間やコストを考えると、自社開発するより「なんだ、もう出来上がっているものがあるじゃないか」ということで決めました。
今までははっきりと見えていなかった優良顧客が、スタンプ発行数が管理できるようになったり、利用回数に応じて変化するランクアップ機能を導入したことで「見える化」されたので、今後そういった方たちにさらに喜んでいただけるようなサービスや企画を考えていきたいと思っています。
アプリの場合はPUSH通知でお客様に知らせることができて、アプリ内に情報を貯めることができるので、気づいてもらえないことが減ったと思います。
今は、アプリでイベントなどの速報を出したり、メンズデーやレディースデーなどの案内をしたりしていますね。
写真も送れるので、グッズの案内も送ったりしています。
当日から使用できるインストールクーポンの効果は大きく、皆さんに喜んで使ってもらえています。スタンプ機能も可視化されているため、楽しみながらスタンプを集めていただいているようです。
まとめ
先述のように、店舗アプリの開発・作成に関しては以下のようなメリットとデメリットがあります
≪店舗アプリを開発・作成するメリット≫
- PUSH通知(プッシュ通知)を使って、視認率の高いニュース配信が可能。
- スタンプカードやポイントカードとして活用できる。
- ユーザーの行動(来店や購入)に繋がりやすい。
- クーポンの集計が簡単。
≪店舗アプリを開発・作成するデメリット≫
- ダウンロードしてもらわないと効果を発揮しない。
- アンインストールをお客様が自由にできる。
- コストがかかる。
スマホサイトの拡充と店舗アプリの開発・作成とで迷われている方もいるかもしれませんが、それぞれに良し悪しがあるので、メリットとデメリットをよく知った上で検討すると賢明かと思います。
この記事が集客・販促を考える上で、少しでも参考になれば幸いです。
※ 本サイト【おみせ集客のヒント満載WEBマガジン | デジラボ】を運営するGMOデジタルラボ株式会社では、PUSH通知やスタンプ・ポイント機能を搭載した、店舗リピート率UPに効果的な【GMOおみせアプリ】を制作しています。
他にも多彩な機能を続々更新しておりますので、よろしければ下記サイトをご一読ください。
【関連記事】
ポイントカードシステム導入のメリットとアプリ作成がオススメな理由とは?